多文化共生教育研究会
第12回定例研究会のご案内

学校から消えた子どもたち

〜子どもの強制送還問題を考える〜
 東京都の小・中・高・大学の教員を中心として、研究会を開いています。
 以下の日時・内容で手入れ研究会を開催いたします。多文化共生教育、日本語
教育、外国籍の子どもをめぐる諸問題に関心をお持ちの方、ご参加ください。

「ある朝6時頃、突然入管の職員がやってきた。家族全員入管に連れて行かれた。
中国に帰れという。電話をかけさせてもらえなかったので、学校に連絡もできな
かった。」
入管に摘発され、収容所に連れて行かれた子どもが、そのときのことをこう語っ
ています。
在留資格のない子どもたち、存在の認められていない子どもたちは、いったいど
うしているのでしょうか。ひっそりと学校に通っている子ども、摘発を恐れ、家
にこもりきりの子ども、本国に送り返された子ども、家族と引き裂かれ一人日本
で学び続けている子ども・・・
「違法だからしかたがない」・・・という前に・・・・・
子どもの学びと発達を考える立場から、今回の学習会では、こうした子どもたち
の現状と背景、また支援の道について考えます。

日 時:2004年6月19日(土)15:00〜18:00

内 容:1.講演 高橋 徹さん
    「強制送還される子どもたちの現状」

    2.講演 山口 元一弁護士
    「在留特別許可への道」

場 所:立教大学12号館地下第2会議室
       (東京都豊島区西池袋3-34-1)

   ★なお、当日資料代500円を予定しています。

会場マップ<http://www.rikkyo.ne.jp/~koho/univ_data/campusmap/index.html

主 催:多文化共生教育研究会

会員募集中です

問合せ:角田 都立大森高校定時制 東京都大田区西蒲田2−2−1

tsunonot@jcom.home.ne.jp 090−9376−0290(角田携帯)