地域の多文化共生を考える二つのフォーラム 2005.2.20
「多言語生活情報はたくさんあるのに、
情報の受け手である外国人住民の手にゆきわたっていない」
そんな声をよく耳にします。
神奈川県国際交流協会では、2004年秋、
学校、社会教育施設等における多言語情報の流通の実態を把握するために、
アンケート調査を実施しました。
このフォーラムでは、調査結果を踏まえつつ、
多言語情報の提供の面での先進的な取り組みを紹介しながら、
具体的な実践につながる方策について議論します。
●日 時●
2005年2月20日(日)
午後1時〜5時
●場 所●
地球市民かながわプラザ1F 会議室
(JR根岸線 本郷台駅下車3分)
●主 催●
神奈川県国際交流協会
■第1部■ 多言語情報を届けるには何が必要か? 13:00〜15:00
図書館、公民館、国際交流ラウンジなどの社会教育施設等を対象におこなっ
たアンケート調査結果をもとに、多言語情報の提供について先進事例に学びな
がら、課題解決に向けた方策について考えます。
●アンケート調査結果概要報告●
神奈川県国際交流協会
●事例発表●
足立 匡子さん(横浜市鶴見図書館)
小田切督剛さん(川崎市教育文化会館)
崔 英善さん(さがみはら国際交流ラウンジ)
●コメンテーター●
渡戸 一郎さん(明星大学人文学部教授)
小林 卓さん(明治大学講師)
■第2部■ NPOと学校・教育委員会の連携による外国人児童
生徒の学習環境の整備 15:15〜17:00
●事例発表1●
小川 裕之さん(大阪府教育委員会)
2002年度から始まった「帰国・渡日児童生徒学校生活サポート事業」は、地
域の中に様々なネットワークを築きながら、多言語による進学ガイダンスや学
校生活にかかわる多言語のホームページの開設、多言語による進路資料の作
成など、多くの取り組みを開花させつつあります。
●事例発表2●
慶応義塾大学SFC JUMP(藤沢市)
慶応大学の学生たちが、外国人児童の多い小学校で行っている学習支援の
実際と、多言語による学校案内映像資料(ビデオ)作成の取り組みを紹介します。
■多言語生活資料の展示を同時開催します!!■
県内外の自治体、NPO等が作成した、生活情報、学習補助教材、
学校通知文など、様々な多言語生活資料、約300点を展示します。
●参加費● 無料
●申込み● お名前、ご連絡先、ご所属、及び
「2.20フォーラム希望」と明記のうえ、2.15(火)までに企画情報課へ
お申し込みください。
TEL:045-896-2896
FAX:045-896-2945
e-mail:kikaku@k-i-a.or.jp
URL:http://www.k-i-a.or.jp
*月曜日休館(祝日は開館)