横浜国立大学留学生センター公開講座
  「多文化社会における国際理解教育を考える」
趣旨
小・中・高等学校・大学および民間国際交流団体における国際
理解教育の経験からの問題提起を踏まえて、ワークショップの
手法をとりまぜながら、多文化社会において意義ある国際理解
教育のあり方、特に、留学生を講師として迎える場合、どのよ
うなクラス運営が有効かについて参加者とともに考えたいと思
います。

担当講師
門倉正美(横浜国立大学留学生センター教授)
中野佳代子((財)国際文化フォーラム事務局長)
金子正人(横浜市立いちょう小学校教諭)
熱海まき子(横浜市立鶴見中学校教諭)
滑川恵理子(横浜国立大学教育学研究科大学院生)

開講日時:
1、 7月30日(土) 14:00〜16:00
2、 8月 6日(土) 14:00〜17:00
3、10月 2日(日) 14:00〜17:00
(3回全部参加できなくても結構です。当初予定していた8月
7日は会場の都合で行いません。)
受講対象者:小・中・高等学校の国際理解教育担当者及び国際
理解教育に関心のある方
会場:横浜国立大学留学生センター106室
    〒240-8501 横浜市保土ヶ谷区常盤台79番1号
(地下鉄三ツ沢上町から徒歩15分)
アクセス・マップのサイト http://www.ynu.ac.jp/access/acc_map1.html
当日会場が分からなくなった時の連絡先
 :090−3907−2279(門倉携帯)

受講料: 無料
申込先: 留学生センター(門倉)
 FAX:045−339−3162
 e-mail:  kadokura@ynu.ac.jp

【講座内容】
第1回 7月30日(土)14:00〜16:00
「留学生の本音vs受け入れ教員の本音」
「留学生を講師とする国際理解クラス」の運営について、実際
に講師を担当した留学生、クラス担当教員から、それぞれの感
想、コメントをビデオで述べてもらい、それらのコメントをも
とに、熱海、滑川が国際理解クラスに留学生を呼ぶ立場で注意
したい点、心がけたい点について問題提起をする。門倉、中野
がそれにコメントし、受講者の意見を聞く。

第2回 8月 6日(土)14:00〜17:00
「留学生と共につくる真の国際理解授業とは?」
国際理解クラスを留学生講師と生徒たちの双方にとって有意義
な体験とするために、初等教育、民間交流団体による研修教育
、大学教育の現場経験を踏まえて、金子、中野、門倉が授業構
成上の工夫や、利用できるリソース(資料源等)を紹介する。
受講者からの情報提供も歓迎する。次回までに、「留学生講師
を呼ぶ国際理解クラス」教案を考えてくる。

第3回10月 2日(日)14:00〜17:00
「私の考える国際理解授業」
受講者各人の教案を発表し、相互にコメントする。それを通し
て、「国際理解」教育の狙いとあり方について、ともに考える