「医療通訳セミナー・医療通訳を考える全国会議2006」
1 テーマ 「ことばと医療の問題を考える」
2 目的
在住外国人の生活上の問題のうち、最も困難なものの1つ
である医療とことばの問題について、国内の各地域で、少しずつ
ではありますが、取組が進められています。
しかし、多言語医療サービスの質、持続可能性の面で大き
な課題を抱えています。また、地域によっては、一部の実践者や
医療従事者が孤軍奮闘しています。
そこで、こうした課題を解決するため、国内外の医療通訳先進
事例をもとに、全国各地域の多様な関係者が課題を議論し、
今後の方向について考えるととともに、全国的なネットワークを構
築し、すべての人々が暮らしやすい地域社会の実現をめざします。
3 日時・場所
2006年1月28日(土) 10時30分〜19時(交流会まで)
かながわ労働プラザ(JR石川町徒歩7分、関内徒歩10分)
http://www.pref.kanagawa.jp/osirase/rosei/fukusi/004.htm
4 会議内容
(1) 全体会 10時40分〜12時
・コーディネーター:
MICかながわ 西村明夫 プログラム・アドバイザー
・リソースパーソン:
日本英語医療通訳協会 押味貴之理事、医療法人慶友会
吉田病院健康相談センター医師
MICかながわ 高橋英樹 専門調査員、元(財)自治体国際化
協会ニューヨーク事務所所長補佐
・内容:国内の先進的取組事例紹介(MICかながわ、多文化共生
センターきょうと、英語医療通訳協会、国際ボランティアセンター山
形等)、課題として3点(医療現場の多文化対応、医療通訳の質
的向上、医療通訳派遣システムの確立)を提示、それそれの海外
先進事例(マサチューセッツ、バンクーバー、シアトル、シドニー)を紹
介し、解決の方向を考えます。
(2) 分科会 13時〜15時50分
@ 第1分科会(医療分科会)
・コーディネーター:
済生会神奈川県病院 松野勝民 メイディカル・ソーシャルワーカー
・リソースパーソン:
前橋赤十字病院 稲沢正士 副院長
りんくう総合医療センター市立泉佐野病院 伊藤 守 副病院長
公立甲賀病院 井田 健 副院長、滋賀国際医療研究会代表
・内容:医療現場における「ことばと医療」の問題を考え、医療機関
側が求める「医療通訳像」を考えます。
A 第2分科会(医療通訳分科会)
・コーディネーター:
英語医療通訳協会 押味貴之 理事
・リソースパーソン:
MICかながわ 松延 恵 事務局長
日本英語医療通訳協会 水野真木子代表、千里金蘭大学助
教授
・内容:医療通訳の質的向上をめざし、海外の事例をもとに、医療
通訳をめぐる課題について議論し、あるべき方向を考えます。
B 第3分科会(システム分科会)
・コーディネーター:
(財)自治体国際化協会地域支援課 大續也子 主査
・リソースパーソン:
(財)三重国際交流財団 宇藤美帆 専門員
JA愛知厚生連加茂病院 前徳比嘉ノーラ 通訳
・内容:医療通訳事業に取り組む場合の仕組み、財源、行政・NPO
との協働などの課題について、先進事例を紹介しながら今後の方
向を考えます。
(3) 全体会2 16時〜17時
・コーディネーター:MICかながわ 西村明夫 プログラム・アドバイザー
・内容:各分科会コーディナーターによる分科会議論内容の報告と課
題解決に向けての議論ののち、多言語医療サービスに関する全国
ネットワークの創設について提案します。
(4) 交流会 17時10分〜19時
立食による顔の見えるネットワークづくりのための情報&名刺交換会を
行います。
5 参加費 会議1,000円 交流会1,000円
6 主催 特定非営利活動法人多言語社会リソースかながわ(MICかな
がわ)、神奈川県
7 ホームページ もっと情報が欲しい方は、ホームページをご覧ください。
この会議のURL:http://tatunet.ddo.jp/mi-kaigi/
MICかながわのURL:http://hw001.gate01.com/mickanagawa/
8 お申込み MICかながわ事務局へ1/20までにFAXまたはメールで
お申し込みください。お名前、所属団体(あれば、です。)、連絡先、希
望分科会(第3希望まで)、交流会参加の有無、会議終了後の全国会
議ネットワークメーリングリストへの参加登録の希望の有無 をご記載
ください。
MICかながわ事務局
TEL 045−900−4675(土日・祝日・年末年始は休み)
FAX 045−900−4879
mail mickanagawa@u01.gate01.com