在日外国人・難民の子どもたちの人権を考える学習会
・・・・・子どもたちから学校、家族を奪わないで・・・・

国籍や言葉や文化、様々な背景のある子どもたちが、私たちの教室にも増えてき
ました。そのような子どもたちの母国では内戦、戦争、迫害、貧困などの問題が
存在している場合も少なくありません。日本の中もマイノリティーとして脆弱な
法的地位しか与えられず、日本社会の差別と排外主義にさらされています。日本
に在留する外国人は、「出入国管理及び難民認定法」と「外国人登録法」と2つ
の法律で管理されています。いずれも外国人管理を目的とした法律で、外国人の
権利を定めたものではありません。私たちが教室で出会う子どもたちも、これら
の法律の下に管理されています。

こうした子どもたちを含む家族の中には、在留資格をもっていなかったり、突然
在留資格を取り消されたりしたため、入国管理局により強制収容されたり、強制
送還されたりする事があります。国籍はどうあれ、すべての子どもたちには健全
な発達を確保するための学びの権利があります。これらの子どもたちの学ぶ権利
を保障するために、何ができるか考えるために、この学習会を企画しました。

日時:2006年6月11日(日)13:00開場、13:30開始、16:30終了
場所:日本教育会館(日教組本部)8階806号室
        東京都千代田区一ツ橋2‐6‐2、     道案内専用電話 03‐3230‐2833
        ホームページhttp://www.jec.or.jp/ 
    地図    http://www.jec.or.jp/koutuu/index.html 

学習会の参加対象
 小・中・高の教職員、各校の人権教育担当者、日本語教育担当者、外国籍児童
 生徒の支援をしている民間ボランティアの方

参加方法
 参加費用は無料です。申し込みは不要です。直接会場までおこしください。

内容
        *各県(東京、千葉、神奈川,埼玉)からの報告
        *外国籍生徒受け入れ校からの報告
                神奈川県立鶴見総合高校、都立大森高校定時制
        *3つの事件(在留を求めたとりくみの報告)
                (1)クルド人2家族のケース、
                (2)李さん兄妹のケース、
                (3)ジャイさん一家のケース
        *弁護士の立場から(山口元一弁護士)
        *在留資格のない生徒と出会ったらQ&A

主催:神奈川県高等学校教職員組合、
共催:東京都高等学校教職員組合、埼玉高等学校教職員組合、千葉県高等学校教職員
組合
後援:日本教職員組合

問い合わせ先:〒220-8566横浜市西区藤棚町2-197、神奈川高教組、Tel045-231-2479