日本言語政策学会 第8回大会

日時:2006年6月18日(日)10:00−17:15
会場:早稲田大学22号館(国際会議場/中央図書館ななめ前)
最寄駅 JR山手線高田馬場駅 地下鉄東西線早稲田駅
参加費・予稿集:会員無料/一般3000円/非会員の大学院生1500円

開会 22号館 202教室   10:00 

発表  10:15−12:15 
<研究発表・事例研究> 
言語政策と教育に関する研究発表【22号館201教室】
(1)研究発表 次世代言語教育政策の展望と新たな評価論研究の提言
−コミュニケーションを重視した言語・外国語教育とは何か−
山中 司(慶応義塾大学大学院生)
鈴木 佑治(慶応義塾大学)
(2) 事例研究 国が教育言語としての手話を認めるには?
−「手話教育の充実を求める意見書」の意義−                
長谷部 倫子(桜美林大学言語教育研究所客員研究員)
玉田さとみ・中村成子(全国ろう児をもつ親の会)
(3) 事例研究 中国深?市における初等英語教育の取組と課題 
−南山外国語学校およびその周辺校の英語教員への聞き取り調査から−
猿橋 順子(青山学院大学非常勤講師)
(4) 研究発表 韓国における日本語教育政策
−第七次教育課程期の日本語教師確保の問題を中心に−
                  金 英美(拓殖大学大学院生)
言語問題・言語使用に関する研究発表【22号館203教室】
(1) 事例研究 言語状況を見る視座としてのウクライナ・センサス
〆木 裕子(大阪大学大学院生)
(2) 事例研究 実践共同体における言語選択とアイデンティティの構築
−ブラジルのある日系人移住地を事例として−
渡辺 信勝(関西学院大学大学院生)
(3) 研究発表 多言語話者のコード選択における言語管理
−在日中国朝鮮族の多言語使用を中心に−              
                 高 民定(千葉大学)
(4) 事例研究 中国四川省涼山イ族自治州における言語生活
−ナムイ語話者を例として−
西田 文信(麗澤大学)

<パネル発表>    
日本言語政策学会・早稲田大学共催パネル【22号館202教室】
留学教育と言語教育政策:大規模校からの問題提起
宮崎 里司 司会進行(早稲田大学)
受け入れ側の理念 日本語教育の立場から
飯野 公一(早稲田大学)     
留学と言語政策−早稲田大学国際教養学部での試み−
楊 立明(早稲田大学)      
留学と言語政策−日中留学生の文化変容における言語環境の要因−
菊池 真美(早稲田大学)     
ユニバーサル化時代における留学準備教育の意義と言語習得

講演 22号館 202教室       13:20−15:50 
司会:飯野 公一(早稲田大学)
バトラー 後藤 裕子 (ペンシルバニア大学)     13:20−14:00
小学校での外国語教育政策
−グローバルとローカルをどのように融合するのか−

ジェームズ・トールフソン(ワシントン大学 使用言語英語)14:00−14:50
              杉野俊子(防衛大学校 通訳)        
Language Policy and Minority Children at School
 (学校におけるマイノリティ児童生徒と言語政策)

鈴木 孝夫 (慶応義塾大学名誉教授)         15:00−15:50
不沈戦艦幻想を捨てよう
 −今日本になぜ対外言語戦略が不在なのか−

シンポジウム 22号館 202教室          16:00−17:30 
「公共哲学」と言語政策
司会:木村 哲也(杏林大学)
山脇 直司 (東京大学)
「公共哲学」とは何か−グローバルからグローカルへ−
金 泰昌 (公共哲学共働研究所)
「公共哲学」と日本の言語状況
原 聖 (女子美術大学)
多言語社会の意義と課題

閉会式 22号館 202教室        17:30−