多文化共生教育研究会
第22回定例研究会のお知らせ 子どもの国籍問題と学校
日本に暮らす外国人の数が急増する中で、国籍の問題に関してもこれまでにな
い多様な問題が現れています。とくに子どもたちの国籍に関しては問題は深刻で
す。いま日本の法制度が取っている「国籍の血統主義」と、定住化が進む子ども
たちの生活実態やアイデンティティーとのミスマッチが、大きな問題になろうと
しているからです。それはまた、とりもなおさず子どもたちが生活すべき場であ
る学校との関係にも影響を及ぼさざるをえません。
今回の定例研究会では、日本の国籍制度の持つ矛盾や問題点について、また実
際に子どもたちの国籍をめぐってどのような問題が起きているかを、お二人の専
門家を招いて勉強したいと思います。また、国籍の問題が学校現場にどのような
影響をもたらすのか、ともに考えたいと思います。みなさまのご参加をお待ち申
し上げます。
報告者 佐々木てるさん(筑波大学)
近藤博徳さん(弁護士)
質疑応答
日時:2007年3月4日(日) 15時30分〜18時00分
場所:立教大学 12号館地下会議室(東京都豊島区西池袋3-34-1)
池袋駅西口徒歩8分 http://www.rikkyo.ne.jp/grp/kohoka/campusnavi/ikebukuro/index.html
資料代:500円 会員以外の方も参加できます。
主催:多文化共生教育研究会
連絡先:tabunnka-e@jcom.home.ne.jp
http://members.jcom.home.ne.jp/tabunnka-e/
多文化共生教育研究会とは・・・ 外国にルーツのある子どもたちが共に生き
ることができる多文化共生社会についての教育と研究を進めています。現場の教
師・研究者・保護者・ボランティア、NPOスタッフ等による、多文化共生教育
の交流のネットワークを東京でとりくんでいます。
●会長 大沼謙一(東京都江東区立豊洲小学校校長)
●副会長 王慧槿(元都立高校教員、多文化共生センター東京代表)
●年会費:2000円(学生:1000円)入会ご希望の方はメールにてお申し込み下さい。
会費納入先:郵便振替口座 00170−7−545551
加入者名:多文化共生教育研究会