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「在日ブラジル人児童むけ教材・一般公開直前フォーラム」参加者募集!

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東京外国語大学多言語・多文化教育研究センターでは、社会連携事業の

一つとして在日外国人児童の教科学習を支援するため、「算数」、「漢字」、

「理科」について教材を開発しています。

言葉や文化の違いによる弊害を取り払い、学級の授業との橋渡し的な役割を

果たせるものとして、漢字教材では、カルタ教材も準備するなど、楽しんで学べ

るよう遊びの要素をふんだんに盛り込みました。

また、算数については、わかりやすい日本語で書かれた大蔵守久さんの

教材をベースに、必要に応じて外国語での説明や解説を挿入していきます。

本学には26の言語・地域の専門家がおりますので、多言語化した教材を

Web上で無料で提供できればと考えています。

その第一歩として、三井物産株式会社からの協力を得て、昨年からポルト

ガル語版の作成に取組んできましたが、いよいよこの4月に算数と漢字の

一部を一般公開することになりました。

つきましては、その教材のお披露目をかねて、以下の通りフォーラムを

開催します。

外国人児童生徒の問題を考えるとき、同時に在籍学級での国際理解教育の

取り組みも課題になってきています。

基調講演、現場の先生や教育委員会の方々をパネリストに迎えての

パネルディスカッションでは、こうした問題について話し合います。

みなさまふるってご参加ください。

 

●なお、当日は印刷製本した教材をお持ち帰りいただけます。

日時:2007年3月23日(金)午後1時30分〜5時30分

内容:第1部 「在日ブラジル人児童むけ教材事前発表会」

    第2部 「外国人児童生徒の諸問題と国際理解教育の必要性」

      ・基調講演

        講師:佐藤郡衛さん(東京学芸大学国際教育センター教授)

     ・パネルディスカッション  

       パネリスト:櫻井敬子さん(浜松市立遠州浜小学校教諭)

              千野雅子さん(上田市立中塩田小学校教諭)

              田口悦子さん(上田市教育委員会子ども教育課課長)

              根岸親さん(太田市教育委員会教育部学校指導課主事
                        ・外国人児童生徒教育コーディネーター)

       コーディネーター:佐藤郡衛さん

会場:東京外国語大学 115教室(研究講義棟1階)

 http://www.tufs.ac.jp/common/is/university/access_map.html

 

定員:150名  参加費:無料

申込:3月15日までにメールで、氏名、所属団体をお知らせください。

 kyouzaiforum@tufs.ac.jp

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主催:東京外国語大学多言語・多文化教育研究センター   

042-330-5441

 http://www.tufs.ac.jp/blog/ts/g/cemmer/

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