YOUNG WOMEN'S PROJECT
若い女性のためのプロジェクト



1.目的等
 フェアフィールドに住む12才から25才の女性を対象に低料金の活動/ワークショップを提供するのが目的である。前身の『女の子たちは楽しみたい』の発足以来7年の活動歴があり、マウント・プリチャード、カラマー・フェアフィールド東部、ヴィラウッドなど、かつては含まれなかった地域にまで活動は広がっている。
 活動は以下の3つの分野に分けられる。
@教育…タイプ、自己防衛、コンピューター
Aレクリエーション…キャンプ、社会見学、水中エアロビクス
B自己向上…自尊心や自信の育成
 本プロジェクトは活動の焦点を若い女性たちの擁護においているが、将来はもっと多様なレクリエーション活動をも提供していきたいと考えている。

4.個別サービス(活動)
1)若い女性の問題グループ
 今年本プロジェクトが力を入れる活動の一つである。女性労働者たちと若い女性たちが定期的に集まり共通する問題について話し合う。一回目の会合をボニリグ青少年センターで開催し、異なった文化背景を持つ18人の女性が集まった。話し合いの結果、下記の事項が関心の中心であることが分かった。
・交通手段の欠如
・健康
・若い女性たちに対する特定サービスの欠如
・学校
・親
 グループは上記の問題について討議を重ねると同時に、ピクニックやワークショップを開催する予定である。
 フェアフィールドでは女性のための特別なワーカーやサービスが用意されていない。性的虐待、家庭内暴力、健康問題など女性に関係が深い問題について対処するために専門のワーカーやサービスの常備が望まれる。特に、英語を母国語としない女性たちの相談に応じるためには特別な考慮が必要である。

2)若い女性たちのためのビデオ講座
 ビデオ制作技術を10週間の講座で教える。近年問題になっているドラッグと若い女性たちの関係を取り上げ、啓蒙活動を兼ねた。

3)カラマー若い女性たちのグループ
 過去数カ月の間に、カラマー・フェアフィールド地区に移住してきた若い女性の数が増加し、それと共に関連問題も増えたようにみえる。それらの女性たちの多くが家族から孤立していたり、同棲中であったり、幼い子どもを抱えた片親家庭であったりする。このため、問題に対処するネットワーク作りが急務であったが、まず、親業のコースが発足し、14人の参加者を得た。現在第5週目で平均12から17人の参加がある。今後も随時、必要に応じた活動を行う予定である。

4)若い女性たちのための自己防衛講座
 92年に2講座が始まり93年も引き継がれた。平均20名が参加する。

8.財源
スタッフ
財源
臨時講師
地域サービス局