YOUTH DEVELOPMENT COUNSELLOR ANNUAL REPORT
青少年問題カウンセラー年次報告
RESOURCING ADOLESCENTS GIANING ESSENTIAL BROKERAGE PROGRAM
未成年者が生活必需品を獲得するために−仲介プログラム−


1.目的等
 バンクスタウン・リバプールとフェアフィールドのホームレスや危機に直面している若者の救済を目的としている。若者たちは主にインドシナ・中国系の出であるが、異なった19の文化背景を持っている。昨年は592人の若者を援助した。このうち257人はなんらかの仲介を、170人は安全な居場所を、75人は経済上の安定を必要としていた。また11人は教育問題、6人は就職や職業訓練の問題、18人は家庭問題、24人が法律問題、31人がドラッグ問題で援助を必要としていた。

2.専門スタッフ
 ホームレスの若者に適当な住居を確保するため、本プロジェクトでは宅建業者資格の認可を求めている。

4.個別サービス(活動)
 本プロジェクトの主要部分ば効果的な仲介モデルを確立することにある。このサービスは未成年者が生活必需品を獲得するためのもので、定住促進プログラムを通して地域サービス局より補助金を受けている。補助金は以下の項目に使われた。
    ・施設費    ・プログラム費用
    ・交通費    ・プログラム設備費 *
    ・食料費    ・プログラム活動費
    ・衣料費    ・プログラム材料費
    ・教育費    ・特別プロジェクト **
    ・医療費    ・訓練費
    ・その他

 仲介プログラムの実践には9つの施設サービス、2つの保健サービス、14のコミュニティ・プロジェクトが協力し、性的虐待、自殺、暴力、HIV注射針交換問題についての教育が行われた。

6.行政及び関係機関・団体との連携
 本プロジェクトは定住促進プロジェクトと緊密な関係にあり、ワーカーは国の組織である、住居のための全国青少年連合に参加している。

*プログラム設備費とはキャンプや登山用具の購入費である。
**特別プロジェクトとは血液検査その他の病理学的検査費用、深夜バス、性的虐待の犠牲となった少年に対するカウンセリング費用などをさす。

8.財源
 本プロジェクトは257人の若者を援助したが、一人当たりの費用は129.69豪ドルであった。定住促進の補助金が不足しているため、多くのサービスが財政危機に陥っている。早急な解決が望ましい。
ス タ ッ フ
財  源
カウンセラー
コミュニティワーカー
地域サービス局(行政)
地域サービス局(行政)