残留孤児訪日調査団の特徴(新聞記事) |
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(中国帰国者問題同友会) |
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◎ 特徴 ◆ 重要施策
☆ 重要事項 |
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第1次 |
('81,昭56・3) 身元判明人数/訪日人数(判明率) 28/47(59.5%)→30/47(63.8%) |
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◎ |
初の訪日調査団 国民の涙さそう |
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◎ |
「祖国、肉親この目で」 渡航手続き終え口々に |
(読売-3・1) |
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永住希望に検討を約束 伊東外相孤児に |
(朝日-3・8) |
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厚生省は、帰国が可能かどうか法務省など関係当局と協議 |
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残留孤児重い課題
調査依頼900人、親も老齢化 |
(朝日-3・8) |
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法相も帰化に積極姿勢示す 肉親のいない孤児 ([註] 帰化に問題あることの認識未だし) |
(読売-3・11) |
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☆ |
日本→中国 子探しの旅(日中孤児連8月に第1陣実現) |
(朝日-6・23) |
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☆ |
趙安博 戦後留華日本孤児談起 |
(人民日報-4・2) |
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☆ |
養母に扶養費払え(中国裁判所判決)第1次身元判明帰国孤児に,対応迫られる謝恩問題 |
(朝日-56・12・24) |
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第2次 |
('82,昭57・2〜3) 遼寧省30・黒竜江省30
46/60(76.7%)→45/60(75.0%) |
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◎ |
続く訪日で国民の関心を呼ぶ、一方政府施策不備指摘の声も |
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◎ |
判明率最高 。 年齢 36〜49歳、 平均40歳。 (註・'94、平6、第25次
平均50歳) |
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◆ |
中国残留日本人問題懇談会設置(厚生大臣諮問機関) <早期解決へ本腰,肉親捜し年次計画> |
(各紙-3・12) |
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◆ |
養父母,中国政府に感謝の「中国孤児決議」宙に
自民台湾派が猛反発 |
(朝日-3・31) |
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◆ |
第三回
日中外交当局協議終わる 中国側-肉親捜しに積極的に協力する 日本側-尽力に感謝 |
(読売-4・1) |
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◆ |
肉親捜し政府ルートに限る(民間除外中国指令) |
(朝日-4・28) |
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◆ |
残留孤児821人 60年度迄に招く(帰国者センター新設) |
(読売-8・7) |
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☆ |
中国残留孤児問題全国協議会結成[孤児全協] ボランティア団体が解決に向けスクラム |
(朝日-11・30) |
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孤児全協《日中交渉再開》 提言まとめる |
(朝日-12・18) |
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◆ |
[養父母問題で訪日調査中断]('82,昭57.10以降 日中協議中断,秋予定の訪日調査中止) |
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[解説]<残留孤児問題>中国、民間方式に拒否反応(政府間の問題強調) |
(読売-5・13) |
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養親らに補償を 中国、先決条件と強調 厚生省、来月上旬までに具体案出し折衝 |
(朝日-6・18) |
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[解説]
難航する肉親捜し 反感呼ぶ身勝手さ 養父母対策誠意、総意で示す必要 |
(朝日-12・21) |
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◆ |
肉親捜し 事務レベル協議再開 ('83、昭58・1・12から) |
(毎日-83.1.8,12) |
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◆ |
日中政府が原則合意 養父母扶養費負担 国,民間半々 肉親捜し再開へ |
(各紙-1・19) |
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[社説] -(毎日-1・20)
-(朝日-1・21) -(読売-1・24) -(産経-1・24) |
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◆ |
日中政府 口上書('84,昭59・3・17) 《孤児、養父母等家族問題原則》 |
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〃
口上書('86,昭61・5・9) 《養父母扶養費》 |
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第3次 |
('83,昭58・2〜3)黒竜江省 24/45(53.3%)→25/45(55.6%) |
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◎ |
肉親捜し1年ぶり再開 養父母問題の原則合意受け |
(各紙-2・8) |
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◎ |
各地惨劇事件の孤児来日 |
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☆ |
口々に政府へ不満 進展せぬ肉親捜し、焦りと怒り噴出 前回20万今回10万きっかけ |
(朝日-3・10) |
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集まった寄付金1786万余の内450万(1人10万)を渡した |
(読売-3・11) |
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[解説][孤児たちの10万円事件] 日中文化の差浮き彫り(激しく抗議、前回20万) |
(ニュース三面鏡・朝日-3・13) |
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☆ |
日中混血孤児訴え 肉親捜し私たちも(厚生省に1200件、1割は資料から分かるが、親はそっとしておいて) |
(朝日-2・25) |
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◆ |
孤児センター、所沢に 日本語など4カ月研修・10月開所 |
(朝日-3・2) |
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第4次 |
('83,昭58・12) 東北三省 40/60(66.7%)→37/60 (61.7%) |
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◎ |
訪日調査留保解除(胡耀邦総書記来日の前に中国側急に通知。 養父母扶養費原則合意したが、実施方法で対立し、訪日調査が保留されていた) |
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問題化する“永住"切り替え |
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一時帰国の孤児が夫や養父母を中国に残し永住 中国側訪日調査中断
胡耀邦来日前日「口上書」と切り離し、訪日調査認める |
(毎日-12・6) |
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[解説] 日中間政府交渉 養父母らへ配慮欠く 総合施策の確立が急務 |
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-日本側施策不備,受け入れ不備-時代遅れの引揚船行政,問われる戦争責任 |
(朝日-12・15) |
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◎ |
高い発見率続く |
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第5次 |
('84,昭59.2〜3) 東北三省・(初)中国本土 26/50(52%)→27/50(54%) |
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◎ |
訪日孤児50人、12月に続き年度内2回目ー
大規模調査定着 |
(毎日-2・11) |
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◎ |
日中政府 『口上書』 交換 |
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◎ |
中国本土孤児 初訪日調査 ◎
大阪から初めて離日(この回のみ) |
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☆ |
残留孤児帰国に新たな道
孤児在中国、日本家裁で就籍 国が旅費、永住可能に |
(朝日-2・27) |
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中国在住で日本国籍取得の道開く |
(読売-、東京-2・28) |
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◆ |
残留孤児、養父母給付金で、日中原則合意 口上書交換へ |
(各紙-3・3) |
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【口上書】
『中国残留日本人孤児の解決に関する日中間の協議について』 昭59.3.17 |
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第6次 |
('84.昭59.11〜12) 黒竜江省・遼寧省 40/90(44.4%) |
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◎ |
「従来」−手掛かりの多い者優先−(不公平問題)→
「今回」−調査依頼の順 |
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◎ |
肉親よ!なぜ名乗り出ぬ 孤児団副団長 少ない手掛かりに不満 |
(朝日-12・1) |
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◎ |
国籍申請の残留孤児ら成田へ はかどらない肉親捜しにあせり就籍手続き・祖国に住みたい |
(朝日-11・22) |
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◎ |
6月に初の訪中調査 3省で200人対象 養父母から聴取も-厚生省方針 |
(共同-12・5) |
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◆ |
(中国側名簿搭載孤児)身元不明でも永住帰国の道 厚生省『未帰還者』と認定 |
(朝日-11・29) |
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[解説] 孤児の就籍促進
身元未確定者の帰国も 厚生省方針 |
(毎日-12・16) |
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◆ |
渡部厚相訪中随行記(中国側訪日調査の慢々的を批判、中国残留孤児の周辺・異国に募る不安) |
(毎日-10・30〜11・4) |
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渡部厚相が中国側から『調査のスピードが遅すぎる』と逆に批判され、『大量訪日調査』を示唆された。翌年第八次から大量訪日調査に踏み切り、2年間で1176人実施した。 |
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☆ |
まだ千人順番待ち 前途多難な訪日調査 |
(東京-12・13) |
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◆ |
訪日調査、来年度は400人に倍増 |
(各紙-12・29) |
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第7次 |
('85,昭60・2〜3) 吉林省・中国本土
36/90(40%)→39/90(43.3%) |
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◆ |
未判明孤児の永住帰国-日中合意 4月からOK 『訪日調査済み』条件 養父母扶養費未解決 |
(各紙-2・20) |
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◆ |
厚生省が『対策室』 孤児の帰国定住へ 援助分担も前向き検討 |
(朝日-4・2) |
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◆ |
訪中現地調査 (昭和60・5〜6) |
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◆ |
孤児問題懇談会(厚生大臣諮問機関) 意見書提出 (定着促進、生活指導、国の財政援助) |
(各紙-7・23) |
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☆ |
[調査] 残留孤児その全体像は 大半はまだ中国に
永住帰国の態勢は不備 判明率は低下の傾向 61年度には訪日一巡? |
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総数は2千人台か (全国分布図) |
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九千人が永住帰国 うち孤児350人 (朝日新聞調査-全国調査は初めて) |
(朝日-2・9) |
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☆ |
新たに204人確認 (中国側通知) 日本側未訪日600人と推定していた |
(毎日-5・10) |
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残留孤児2千人超す(中国側調査)訪日調査手直し必至 |
(朝日-5・28) |
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第8次 |
('85,昭60.9)135人 東北3省
各45人×3班編成 36/135(26.7%)→42/135(31.1%) |
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◎ |
大量訪日調査幕開け 判明率急減 滞在期間圧縮 14日→12日 |
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◎ |
肉親捜しに協力を 厚生省異例の呼びかけ |
(共同-9・7) |
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◆ |
身元未判明孤児でも戸籍回復に配慮を 厚生省申し入れ 最高裁検討約束 |
(毎日-8・1) |
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◆ |
国籍の悲願最高裁も応援 審理スピード化 日中調査資料、全家裁に |
(読売-9・5) |
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◆ |
来年度は一挙700人 訪日調査終了をめざす 定住指導も整備 |
(朝日-8・24) |
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第9次 |
('85,昭60・11〜12) 東北2、本土1・3班 33/135(24.4%) |
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◎ |
名乗り出ためらう肉親。定着対策不備指摘される |
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◎ |
北朝鮮で離別女性孤児初来日 祖国滞在日記 |
(毎日-11・30) |
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☆ |
北朝鮮孤児 |
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北朝鮮孤児にも目を 「会いに行く会」 名古屋で発足 |
(朝日-11・6) |
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北朝鮮残留孤児 肉親捜し、国も本腰 日赤ルートで対応 厚相が衆院で努力約束 |
(朝日-11・14) |
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◆ |
訪日調査なお時間かかる 厚生省見通し 身元確認要請回答なし |
(毎日-62・3・12) |
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第10次 |
('86,昭61・2〜3) 東北3省3班
35/130(26.9%)→34/130(26.2%) |
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◎ |
肉親求め祖国に第一歩 対面申出で僅か11人 |
(産経-2・17) |
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◆ |
訪中ビデオ調査対象者110人(85%)(効果薄し) 肉親相談専用電話設置 |
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◆ |
今年度予定400人終了(駆け足招待旅行との批判) 来年度700人予定 大量調査の判明率低下への影響懸念 |
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◆ |
来年度は4回、残る700人招く 滞在15日に延長へ |
(朝日-3・13) |
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第11次 |
('86、 昭61・6)東北3省・本土 (4班)
73/200(36.5%)→79/200(39.5%) |
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◎ |
最多200人(男女各100人) 滞在12日→15日 判明率3割台に回復 訪日調査今年度終了予定 |
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◎ |
来日孤児の多くは中国側が掘り起こし(中国側の資料充実) |
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◎ |
早期永住帰国妥当でない (定着センター増設中)<厚生省説明資料> |
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◆ |
訪日調査、来年度も継続−新たな依頼相次ぐ。なお1〜2年で終わるよう急ぎたい(厚生省今年度終了発表済み) |
(産経-6・26) |
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[解説]
大量訪日近付くが 帰りたい・・帰れない 年経て肉親の9割り拒否 整わない国の体制 |
(朝日-5・22) |
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◆ |
養父母扶養費妥結 15年分一括支払い(60元×15) |
(各紙-5・10) |
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第12次 |
('86, 昭61・9) 200人
4班 58/200(29%)→63/200(31.5%) |
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◎ |
再会肉親の殆どが、中国で生活するよう伝えた。肉親側は永住帰国後の実例から冷静に判断 |
(産経-9・29) |
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◆ |
3年以内に全員受け入れ
<厚生省帰国説明書>「帰国は時期尚早」 の表現削除(11次参照) |
(毎日-9・14) |
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◆ |
キャラバンで日本側肉親調査(厚生省来年から3年で) |
(毎日-8・27) |
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◆ |
公費で再訪日調査(新たな手掛かり得た孤児-1月に4人) |
(毎日-9・27) |
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第13次 |
('86,昭61・10〜11)
東北3省 30/100(30%)→32/100(32%) |
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◆ |
[解説] 訪日調査来年度も (約100人、9〜10月に) |
(朝日-10・7) |
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◆ |
[解説] 中国側が掘り起こした孤児。 13才以上も対象 (来年度調査) |
(毎日-10・25) |
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☆ |
厚生省“血液鑑定"を“無視"
『肉親判明』と誤発表 |
(毎日-10・16) |
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◆ |
大阪にも 定着促進センター (11月開設) |
(毎日-9・19) |
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第14次 |
('86,昭61・12) 東北3省 14/42(33.3%)→15/42(35・7%) |
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◎ |
(この1年内に)中国公安から日本人と告げられ、訪日をすすめられた 35/42人(83%) |
(東京-12・13) |
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◎ |
[解説] 訪日調査制度
直前まで半数が知らなかった |
(毎日-12・13) |
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◎ |
[アンケート]
訪日調査団に加わるのが遅れた理由 不知半数 申請2年内が90% |
(毎日-12・13) |
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[解説] 身元判明を拒む養父母への気兼ね
「手掛かり資料聞けぬ」 |
(毎日-12・17) |
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第15次 |
('87,昭62・2〜3) 東北3省・本土 25/104(24%)→28/104(26・9%) |
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◎ |
最後の定期・集団訪日調査団 訪日調査概了 (厚生省発表) |
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(ボランティアからまだ多数いると批判-その後も10年以上続いており,何故の発表か疑問) |
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◎ |
年齢制限撤廃で念願の祖国へ(2人) |
(毎日-2・24) |
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◎ |
初の再訪日組ショック 判明2/4 全員確実なはずが |
(東京-3・9) |
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◎ |
《紙面》各紙[連載]等 特集 (最後の肉親捜しとの厚生省発表を受け) |
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[社説] 「感激の対面」 は終わらない-(毎日-2・22)、 残留孤児問題の新しい局面-(朝日-2・23) -(読売-2・24)、 -(読売-3・14) |
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[解説] 大量帰国時代へ、迫られる新たな対応(養父母は日本の生活不安) |
(産経[特報'87]-3・11) |
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[アンケート] 帰国希望者5割に減る |
( 〃 ) |
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◆ |
厚生省に 『中国孤児等対策室』設置 |
(毎日-3・31) |
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(『調査資料室』と『中国帰国孤児定着促進対策室』統合、残留婦人問題も担当。
スタッフ34人) |
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◆ |
厚相、29日から訪中 孤児の調査・養育ありがとう |
(朝日-4・4) |
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◆ |
20カ所に自立施設(2次センター) 日本語教室 就職支援、生活指導員常駐 (期間8カ月) |
(朝日-7・5) |
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第16次 |
補充第1回('87,昭62・11) 10/50(20%) |
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(厚生省は『第○次』を止め『補充第1回』としたが、本表では従来の『第○次』を続ける。なお厚生省は『補充第10回』後『年度』標示に改めた) |
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◎ |
[解説] 終わらぬ肉親捜し 孤児は補充調査の認識なし 現地ではなお登録続く 増える未判明孤児の帰国 |
(朝日-12・16) |
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◎ |
[解説] 様変わり孤児調査 肉親捜しの意味は何? |
(「時々刻々」 朝日-11・23) |
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40才越えて知った出生・再会半ばあきらめ 迎える故国の空気も・贈り物ぐっと減り |
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第17次 |
('88,昭63・2〜3)(補充第2回〜第10回〔第25次〕、本表〔補充〕表示省略) 東北以外1/3 13/50(26%) |
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◎ |
再訪日調査5人(有力手掛かり見つかり血液鑑定のため) |
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◎ |
中国大使館を訪問、初めてセンターの外へ 思いを胸に <養家を転々 手放さぬ養父
撃たれた母> |
(毎日-3・3) |
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◎ |
人違い |
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えっ!もう一人の私が・・(欒建軍) 肉親確認破局-S61年帰国女性血液鑑定で別人 |
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肉親確認11年後に破局 厚生省でなく兄が独自に妹と確認 |
(毎日-2・26) |
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[関連] 「京子」 が二人 兄が見付けた妹(帰国者・于秀琴)は別人 |
(朝日-2・28) |
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「人違い」
の傷は深く、もう一人いた(17次男性) 62・秋一時帰国 血液鑑定で別人 |
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再訪日 王世敬さん(13次)
血液鑑定で姉妹確認 |
(各紙-3・9) |
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永住帰国認める約束を迫り 父の胸に飛び込まず
衝撃の一幕、訪日調査8年で初めて |
(朝日-3・12) |
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さらったのは養父母、
でも証拠残してくれた 恨みはないが・・口そろえ |
(朝日-2・29) |
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偽ボランティアが横行 中国孤児の心につけ込み土産持ち逃げ続発 |
(毎日-3・1) |
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第18次 |
('88、昭63・6〜7) 12/35(34・3%)
血液鑑定再来日2人 |
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◎ |
対象人数最小35人 (予定100人) |
(朝日-6・17) |
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証言できる養父母の相次ぐ死。養父母から最近になって孤児と告げられ−公安の確認困難 |
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[解説]
戦後43年の空白重く 困難な帰国後の自立(孤児の甘え指摘の声も) |
(読売-7・8) |
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◎ |
文革の傷痕深く 訪日孤児の2割近く 養父母の頭に三角帽子 |
(朝日-6・24) |
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◎ |
[ルポ] ファッショナブルに、「服装」 も日本人らしく 永住望み、明るさ |
(朝日-7・3) |
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◎ |
「訪日調査」 閉ざされ傷心 中国当局から孤児と認定してもらえず参加できないケース目立つ |
(朝日-7・6) |
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米のご飯、風呂、お金、バス、列車・・・生まれて初めて
山村から(趙長栄) |
(読売-7・2、毎日-7・3) |
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第19次 |
('89,平元・2〜3) 9/57(15・8%) |
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◎ |
昭和時代終わる |
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◎ |
[写真] 昭和を背負い母国へ |
(朝日[写'89]-2.21) |
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◎ |
[写真] 中国孤児に老いのかげ |
(朝日[写'89]-3.2) |
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[社説]
残留孤児問題に終わりはない 受け入れ態勢の思い切った拡充必要 |
(朝日-3・13) |
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[ルポ・北京発] 「天皇」 に孤児ら複雑 ◇暗い過去思い出す ◇どなた?知らない ◇政治のことは・・ |
(朝日-2・23) |
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[アンケート]
天皇不知55% 天皇に戦争責任ある17% 侵略があったから孤児ができた17% |
(朝日-2・27) |
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◆ |
厚生省 残留孤児の訪日延期検討
「大喪の礼の日」 避けたい |
(朝日-1・14) |
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◆ |
訪日延期 「外務省」 が強硬要請
厚生省押し切られる |
(朝日-1・14) |
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◆ |
訪日日程変えぬ 厚相言明 |
(朝日-1・17) |
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[解説] 大喪の礼に揺れる孤児来日 |
(朝日[ニュース三面鏡]-1・16) |
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北京でも荷物チェック厳重に訪日へ 大喪の礼への安全確保 |
(朝日-2・24) |
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大喪の日 孤児来日 「複雑な気持ち」 |
(読売-2・25) |
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第20次 |
('90,平2・2〜3)
12/46(26・1%) |
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◎ |
訪日調査10年目・20回 |
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[社説] 20回を迎える残留孤児の訪日 |
(読売-2・8) |
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[社説] 20回迎えた“孤児”の訪日調査 |
(毎日-2・16) |
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☆ |
孤児訪日のその日 山本慈昭氏 死去 |
(各紙-2・16) |
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山本慈昭氏 調査に半生・・重病に伏す 孤児明日訪日、心は成田へ |
(読売-2・14) |
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☆ |
判明孤児『別人』の悲劇 帰国後、血液鑑定で2件(韓麗娟-7次、李彦芳-17次)「対面慎重に」厚生省訴え |
(朝日-2・15) |
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☆ |
既婚二世に福祉の壁 貰えぬ生活保護 |
(毎日-2・20) |
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特別枠も狭き門 「勉学12年」 の条件が壁 |
(朝日-2・6) |
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◆
養父母を見舞い 親孝行に里帰り 援護基金初の試み (朝日-2・22) |
養父母を見舞い 親孝行に里帰り 援護基金初の試み |
(朝日-2・22) |
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◆
全国に自立研修(1次)センター(15カ所) 言葉、就職、生活習慣克服手助け (読売-2・26) |
全国に自立研修(1次)センター(15カ所) 言葉、就職、生活習慣克服手助け |
(読売-2・26) |
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[コラム] 帰国者への援護行政手厚く ボランティアに頼っている現状 |
(読売[有楽町]-2・27) |
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永住帰国かなわぬ判明孤児 第三者が身元引受人に 近く第一号 (朝日-3・2) |
永住帰国かなわぬ判明孤児 第三者が身元引受人に
近く第一号 |
(朝日-3・2) |
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肉親が帰国拒否の孤児に 保証人あっせん
厚生省 |
(朝日-5・15) |
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残留孤児の訪日調査、中国打ち切りたい 厚生省説得へ (各紙-3・10) |
残留孤児の訪日調査、中国打ち切りたい 厚生省説得へ |
(各紙-3・10) |
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訪日調査さらに2年続ける 日中政府確認 |
(朝日-3・19) |
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大量訪日、今年度限り(平成元年度) 対象減り小規模に (11月予定は人数不足延期か) |
(産経-'89.9.29) |
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今後も年一回訪日調査 厚生省 |
(毎日-'90.12.19) |
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第21次 |
('90,平2・11〜12) 4/37(10・8%) |
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◎ |
判明率10%(この後も続く)
おしゃれ心のぞく訪日調査の孤児 |
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◎ |
関心薄れ? 少ない情報 “前半"僅か30件 |
(東京-12・4) |
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◎ |
[リポート・山崎朋子] 祖国への思いに変化
対面より帰国定住を 「豊かな外国」で働きたい |
(朝日-12・12) |
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[解説]
38人きょう来日 引き取り拒む肉親増え 「判明者」 帰国しやすく |
(毎日-11・26) |
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身元引き受けボランティア
本籍地→近隣県にも拡大(厚生省検討) |
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[解説] 判明1割 遅すぎた肉親捜し
最近知った“日本人" |
(読売-12・9) |
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[解説] 帰国対策拡充急げ
成人二世にも補助を 問題多い引受人制度 |
(北海道-12・22) |
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第22次 |
('91,平3・11〜12) 5/50(10%) |
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◎ |
目や言葉が不自由・精神障害で訪日できない孤児の調査始まる(ビデオ初公開) |
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訪日できぬ孤児 厳冬の街にひっそり(兄・精神障害、妹日本の母と再会) |
(毎日[黒竜江省発]-11・24) |
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◎ |
迎える側も時の流れ重く 手弁当の民間団体細り 帰国孤児の団体訪日孤児を励ます |
(朝日-12・9) |
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[アンケート] 家族連れ帰国認めて 厚生省「子供働いて呼べばよい」 |
(読売-12・8) |
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☆ |
『真珠湾50年』 残留孤児 『日本の責任口々に』 『私達は侵略の犠牲者』 |
(東京-12・6) |
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第23次 |
('92,平4・11〜12) 4/33(12・1%) |
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◎ |
来日33人(最小人数) 以後も小人数続く |
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◎ |
[解説] [孤児問題曲り角] 厚生省 90人分名簿送付、 中国公安 40人(内7人訪中調査)だけ認めた |
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肉親捜し中国各地からなお依頼 頼みのボランティアは老齢化 グラフ(訪日調査人数・判明率) |
(朝日-11・23) |
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◎ |
ボランティアに高齢化の波 “善意の援助”SOS |
(読売-11・27) |
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◎ |
女性大半は《キャリアウーマン》 主婦わずか3人 経験を生かしたいというがー国家試験が壁 |
(読売、朝日[解説]ー12・6) |
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☆ |
難題多い二、三世の永住 国費帰国基準の壁、適応、就職 |
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(読売-11・29)(産経-12・2)(朝日-12・5)(毎日-12・6)(産経[社会部発]-12・8) |
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☆ |
帰った祖国は「異国」 だった 定住した孤児 安かった賃金一度は戻る決心 |
(朝日-11・28) |
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☆ |
[解説] 判明僅か4人 《1次〜23次 訪日人数・判明率グラフ》 |
(毎日-12・8) |
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第24次 |
('93,平・5・10〜11) 5/32(15・6%) |
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◎ |
判明第1号の姉弟 喜びつかの間
姉高齢で引き受け断られる |
(産経-11・5) |
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◎ |
[ルポ] (元残留婦人・通訳・服部妙子) 『様変わり 肉親捜し』 設備施設に不満 政府に期待過多 世代の違い・・・ |
(毎日-11・8) |
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◎ |
[解説] 孤児の高齢化
二世への対応新たな課題に 成人の帰国は自費 就学支援も不十分 |
(読売-11・9) |
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◎ |
[解説] 孤児の高齢化
二世への対応新たな課題に 成人の帰国は自費 就学支援も不十分 |
(読売-11・10) |
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◆ |
『一時帰国制度』身元判明孤児にも適用 |
(毎日-10・28) |
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◆ |
中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律 (平成6,法律第30号,4月6日公布、10月1日施行) |
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〃
施行規則 (平成6,厚生省令63号) |
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◆ |
基礎年金(1/3・国庫負担分)、残留邦人に給付(平成6・法95、国民年金法改正) |
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◆ |
永住帰国希望の残留邦人、3年以内に全員受け入れ(厚生省発表) (94・12・15) |
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◆ |
永住帰国に関する、日中政府『口上書』 (94・12・15) |
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第25次 |
('94,平6・11〜12) (4/36
11.1%) |
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◎ |
10/36人、 1990年以後日本人と知った |
(毎日-11・29) |
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◎ |
[解説]
49年の歳月重く・・『対面』打診34件=関係者望まず『実現』5件、新たな名乗り1件 |
(毎日-12・2) |
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◎ |
女性 27/36(75%) 第1次〜25次(1914人)=女性55・6% 男性44・4% |
(毎日-12・1) |
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◎ |
[解説] 社会的地位と高収入に恵まれた人が多いが、全員永住帰国希望−心の奥に日中政策への不安 |
(朝日・ミニ時評-12・14) |
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[アンケート]
日本で生かせぬ高収入の専門資格、 目立つ高学歴・医師・教師・技術職 |
(朝日-11・30) |
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◆ |
課題は二世対策 人数すら把握していない 厚生省も一番の課題と認める |
(読売-12・6) |
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◆ |
残留孤児援護基金 寄付の免税額拡大を目指す(非課税上限倍増 特定公益法人指定求める) |
(毎日-11・24) |
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☆ |
帰国孤児100人、戸籍回復できず依然中国籍(肉親難色)。厚生省が訴訟費支援 |
(読売-11・25) |
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[解説] 帰国残留孤児の親族が疑念(判明と認めたが今では?) 中国籍のまま100人、厚生省就籍費援助 |
(東京-12・5) |
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☆ |
残留孤児進まぬ認定に焦り(厚生省確認調査に遅れも-孤児との心証なし6人) 養父母反対で死後名乗り |
(東京-12・3) |
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第26次 |
('95,平成7・10〜11) 5/67、7.5% (血液鑑定6 後2名判明 10.4%) |
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◎ |
最大規模=67人(同一期間)、判明率過去最低(5人、7.5%)[→後 7人、10.4%] |
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◎ |
[プリズム] 臨終間際に告白する養父母、日本人関係者も高齢化 |
(産経-11・6) |
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[アンケート] 3割は告知最近−日本人と知ったのはー67人中35人が養父母から、20人は'80年以後 |
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−養父死の直前まで明かさず、養父母ともに死亡33人、どちらか死亡19人 |
(共同・東京-11・2) |
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◎ |
ボランティアにも50年の歳月重くー引揚者多く高齢化 |
(朝日-11・7) |
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[解説ー渡辺亮]
身元引受人高齢化−日本での老後支える態勢を |
(読売-11・15) |
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◎ |
[アンケート] 訪日調査“儀式化”−「肉親判明すると永住帰国困難」 |
(朝日-11・6) |
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◎ |
一般の寄付減り資金繰り苦しく(配布670万に対し、寄付200万)ー厚生省 |
(朝日-11・11) |
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◎ |
豊かさ捨て祖国へー「日本人だから」−社長、医師・・ |
(読売-11・4) |
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[主張・解説ー大久保真紀] 支援「国の責務」徹底を 身元引受人廃止・子供同伴は全員に・戸籍回復・就職 |
(朝日-11・16) |
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[解説]20歳以上の子、なぜ国費で帰国できぬー50歳超えた残留孤児・規定は43年前決定 |
(朝日-11・10) |
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[記者の目ー柴沼均] 成人二世帰国も国費でー想像を絶する過去・開拓団団員訪中に同行して |
(毎日-11・17) |
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第27次 |
('96,平8、10〜11) 3/43(7%) (血液鑑定 3) |
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◎ |
訪日予定43人全員永住帰国希望 |
(朝日、毎日-北京発、10・22) |
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[関連] 永住帰国後に不安や不満もー団長記者会見 |
(毎日-10・25) |
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◎ |
揺れる心−肉親に会いたい、でも中国に戻って不利益も心配 |
(読売-10・28) |
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◎ |
広がる貧富の差−地位、収入、子の教育、電話・・・ |
(朝日-11・3) |
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◎ |
[時々刻々] 子供と一緒に帰りたいー国費同伴家族は原則20歳未満。 高齢化でまた離別の恐れ |
(朝日-11・1) |
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(註)
成年一家族同伴可=平成6−65歳。平成7−60歳。 であったが 平成9−55歳となったので殆ど解決。 |
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但し、その家族が親の面倒をみられない、あるいはみない例が多く、老後の生活保障は依然として問題 |
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[解説] 孤児認定に長い道のりー精度と時間とどう折り合いをつけるか。 例-5年、7年。中国担当者金要求。 |
(朝日-11・2) |
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[解説・主張-大久保真紀]永住へ問われる国の責務
変わる実情-引受人制度、子の同伴制度、肉親も高齢化、孤児間に格差 |
(朝日-11・8) |
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[解説] 肉親捜しより永住したいー問題山積(あまりにも長い月日が肉親との間にー遺産相続、老親との生活・・) |
(朝日11・1) |
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[解説-佐藤公則、飯田達人] 永住帰国後の心のケア必要−「厳しい現実」 打撃大きく |
(読売-11・9) |
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訪日調査団帰国-残された課題−判明率最低。
社会的高地位者増加、一方農民貧しさ目立つ・訪日調査も知らない。 同伴家族の年齢問題 |
(毎日-11・8) |
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[前線日記ー鈴木泰彦]
孤児全員永住帰国希望−帰国後も遠い日本 仕事、言葉・・厳しい現実 |
(東京-11・8) |
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[記者の目ー矢崎公二]
幻影に過ぎぬ豊かな祖国 永住帰国望む孤児たち。情報不足が誤解を生む。 |
(毎日-11・13) |
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私は中国に帰る 3年前残留婦人集団強行帰国ー<竹腰リヱ> |
(朝日-10・25) |
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〔関連〕〔記者の目〕-満足せず半数、孤立感強く帰りたい(毎日9-95・8・18)。〔強行帰国から5年〕-『本当に幸せ』-11/12人(朝日-98・11・1) |
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1割が日本の戸籍取れず 肉親判明しても親族反対 |
(毎日-11・4) |
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第28次 |
('97,平9・10) 2/45(4.4%) →3/45(6.7%),(血液鑑定判明 1/6)=過去最低 |
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◎ |
養父母関係事例多い。 日本人と知ったのが最近 |
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◎ |
最後の時を中国でー孤児・2世に望郷の念 |
(朝日-・10・25) |
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◎ |
先に子供帰国<馬桂栄ー長女>、<趙宝凱-次女> |
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◎ |
訪日調査は「永住]へのステップ |
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訪日調査再検討もー厚生省判明率の低下受け |
(毎日-10・28) |
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孤児と偽り訪日か(朝日-98・4・15)。 訪日調査前に偽孤児“訪中チエック" |
(読売-98・5・11) |
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残留邦人「偽装親族」大量摘発(読売-97・12・16)、 (朝日-98・1・6、ー6・2、-6・5。読売-6・1、-8・1) |
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子供の旅費支給152人中28人−永住帰国の壁 |
(産経-10・24) |
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二世の年齢構成(親45人)=未成年-8人(5%)、成人-144人(95%)=40代-12人(8%)、30代-60人(40%)、20代-72人(47%) |
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養父母の碑 感謝込めて建立−支援団体満州地方に計画 |
(毎日-・10・11) |
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[記者の目ー澤圭一郎] 永住前提の対応必要ー訪日調査見直す時期 |
(毎日-11・6) |
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[解説-大久保真紀]
残留邦人の施策、永住前提に |
(朝日-11・6) |
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[社会部発-八並明昌] してやる意識捨て孤児待遇すべきー6年振り16回目取材して |
(産経-10・28) |
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[座談会−二三世]
永住へ一歩夢と現実と 司会-大久保真紀。 大久保明男、岩佐長子、安原幸子、猿渡春梅子、匿名 |
(朝日-10・28) |
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[連載ー@〜F]
二つの祖国に生きてー残留婦人・孤児の戦後<菅原左起夫・田村久江・中島正雄> |
(京都-8・12〜18) |
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