多様な言語文化背景をもつ子どもたちのリテラシーフォーラム3
「子どもたちの日本語の発達を可視化する―語彙・文法の力に焦点を当てて―」

日時:2016年2月28日(日)13:00-17:00
場所:お茶の水女子大学 全体会:大学本館3階の大講義室(306室,定員156名)
分科会:大学本館1階の第1講義室(124室,定員60名)),第2講義室(125室,定員60名)

http://www.ocha.ac.jp/access/index.html(日曜日は開門は正門のみです)
趣旨:日本で暮らしている「多様な言語文化背景をもつ子どもたち」のことばの力の発達とその支援に関し、科 学研究費による研究成果をもとに議論します。今回は、語彙力の発達 に関する調査研究(代表:お茶の水女子大学・西川朋美)作文力の発達に関する調査研究(代表:東京学芸大学・齋藤ひろみ)、子どもたちの日本語能力測定方法の開発に関する調査研究(代表:筑波大学・酒井たか子)の報告を行います。日本語の力を分析的に把握して発達上の課題を捉えることの重要性と、把握した結果を複数言語環境にある子どもたちの日本及び教科学習の支援にどう生かすかを参会者の皆さんと話し合いたいと思います。

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13:00 開会・趣旨説明

13:10 パネルディスカッション 「多様な言語文化背景をもつ子どもたちの日本語の発達―語彙・文法に着目して」
発題者:酒井たか子・西川朋美・岩田一成 コーディネータ:齋藤ひろみ

14:40 休憩(移動)

14:50 分科会 ―各科研の報告―
第一分科会「日本語を母語としない子どもの語彙とコロケーションの知識に関する研究」(西川科研)
発題:西川朋美(お茶の水女子大学)、青木由香(富山県西部教育事務所)
第二分科会「地域・家庭の言語環境と日本生育外国人児童のリテラシー発達に関する調査研究」(齋藤科研)
発題:森篤嗣(帝塚山大学)、齋藤ひろみ・工藤聖子・北澤尚(東京学芸大学)、橋本ゆかり(横浜国立大学)
第三分科会多言語背景の児童を対象とした日本語力診断テストの開発 (酒井科研)
発題:酒井たか子・加納千恵子・加藤あさぎ・小林典子・関裕子(筑波大学)、甲斐晶子(桜美林大学)、清水秀子(嘉悦大学)

16:30 分科会報告

17:00 閉会

お申込み:定員100名(関心のある方はどなたでも) こくちーずにてお申し込みください.
こくちーずプロ(http://www.kokuchpro.com/)で、フォーラムのタイトルで検索してください。
お問い合わせ:東京学芸大学 齋藤ひろみ shiromi@u-gakugei.ac.jp
主催:東京学芸大学齋藤ひろみ研究室・お茶の水女子大学西川朋美研究室・筑波大学酒井たか子研究室