愛知県弁護士会「多文化共生を目指して」
−子どもの教育を考える−
愛知県には、外国人登録をしている外国人だけでも約18万人
います(平成16年末現在)。さまざまな労働現場で外国人の姿を
見かけることは珍しくなくなりました。
一方で教育を受けるべき子どもたちもたくさん愛知県には存在
していますが、日本人と同程度の教育を受ける権利が保障されて
いるとはとても言えない状態です。
日本人と同じ学校に通う子どもたちには、母国の文化や言語を
学ぶ機会がほとんど与えられていません。
また、愛知県には、多くの外国人学校や民族学校がありますが、
それぞれに財政上の問題などを抱えており、厳しい状況にありま
す。
また、その問題が広く知られていないことにも問題があります。
愛知県弁護士会では、多文化共生を目指した子どもの教育の現
状及び課題について学びそして議論するためにシンポジウムを開
きたいと考えています。
法律家以外の一般市民の方にも広く参加していただきたいと思
っています。
日時 2006年1月21日(土)午後1時〜午後5時
会場 愛知県弁護士会館5階 愛弁ホール
名古屋市中区三の丸1-4-2(名古屋地方裁判所北西)
基調報告 田中 宏さん(龍谷大学教授)
パネリスト ネストール・エル・プノさん(ELCC国際子ども学校)
岩村ウイリアン雅浩さん(名古屋大学大学院博士課程)
文光喜さん(学校法人愛知朝鮮学園理事長)
行政関係者(予定)
主催 愛知県弁護士会 電話052-203-1651(人権法制係)
問合先 平井宏和法律事務所 電話052-529-6155(担当 稲森)
http://www.aiben.jp/page/frombars/topics2/218kyousei.html