神奈川県外連(神奈川県在日外国人(多民族・多文化共生)教育連絡協議会)

第八回実践交流会


興味のある方はぜひご参加ください。

テーマ:震災作文に学ぶ
 〜関東大震災朝鮮人虐殺に関する新資料の学習から〜
日時:2月4日(土) 13:30〜16:00
場所:神奈川婦人会館
 横浜市西区紅葉ヶ丘2番地 桜木町駅から徒歩8分
   http://www.plaza-kf-kaikan.net/chizu.htm
講師:後藤周さん(横浜市立下瀬谷中学校教諭)
会費:無料
連絡先:神奈川県高等学校教職員組合内 (電話:045−231−2479) かながわ県外連

ビラより
 昨今は、世界各地で地震の話題が聞こえ、犠牲者の悲痛な声がマスコミを通じて伝えられてきます。そのような報道に接すると、日本に住む私たちは、死者10万人に近い犠牲を出した1923年9月1日の関東大震災を思い起こさざるを得ません。関東大震災は確かに日本近代史の上での大きな悲劇でしたが、それは同時に「日本人」にとって大きな汚点を残しました。いうまでもなく当時日本に住んでいた朝鮮人への虐殺行為です。政府や検察関係者による流言飛語が原因となり、「自警団」の名の下に一般民衆も加わったこの虐殺によって、6000人以上の朝鮮人が犠牲になったといわれています。
 大震災から81年経った2004年9月、横浜市南吉田小学校で「震災記念綴方帖 南吉田第二尋常小学校」という文書が見つかりました。いうまでもなく関東大震災を体験した当時の小学生たちの作文です。朝鮮人虐殺による死者の数は、神奈川県が最も多く、4000人以上と言われています。その中心であった横浜の小学生の書いた作文は、率直に自らの体験を述べています。
 今回の交流会は、この震災作文を発見以来、丹念に解読・整理されてきた方を講師にお迎えし、貴重なお話を伺いたいという趣旨で計画しました。
 ふるってご参加ください。