「東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2006」

 東京の夜間中学校日本語学級の教員削減問題を出発点とし、それまで個々に活動していた関係者が
2004年6月に初めて顔を合わせました。それぞれが抱えている問題も実は互いに関係しており、有意義な
交流や学習をしながら解決にむけて手をたずさえていこうとスタートしたものです。〈日本語教育を必要とする
人は東京の宝〉を合い言葉に、小中高・大学関係者、日本語ボランティア、超党派の都・区市議会議員、
日本語教育に関心をもつ市民や外国人の方など、その輪は広がっています。2005年には都議会各会派
に公開質問状を出し、全5会派から前向きな回答も得ることができ、合わせて要請書の実現に向け5会派
及び東京都教育委員会関係者との懇談も行うことができました。
 みんなで力を合わせ、日本人も外国人も住みやすい多文化共生社会をめざし、今年の「つどい」を成功さ
せましょう。ぜひ、ご参加ください。


【日時】2006年5月28日(日)午後1時受付 1時20分〜4時30分


【会場】東京しごとセンター・B2講堂(千代田区飯田橋3−10−3 TEL 03−5211−2308)
     JR総武線及地下鉄・飯田橋駅徒歩8分 http://www.shigotozaidan.jp/map.html   


【内容】テーマ:多文化共生社会をめざして〜日本語学級の必要性と開設に向けて〜
    シンポジウム:コーディネーター 山田泉さん(法政大学)・横山文夫さん(日本語フォーラム全国ネット)
           報告:野口恵美子さん(八王子市立第六小学校日本語学級)
              村上明さん(八王子にほんごの会)
              中西久恵さん(CCS/世界の子どもと手をつなぐ学生の会)
    都議会市議会各会派からのあいさつ
    アピール及び東京都・都議会等への要請書採択
    アトラクション・・・中国帰国者東京連絡会「中国舞踊」


【呼びかけ人】     呉崙柄(コブクソン子供会) 中西久恵(CCS/世界の子どもと手をつなぐ学生の会)
        小幡尚美(北区立稲付中学校日本語学級) 斎藤里美(東洋大学) 山田泉(法政大学)  
        慎民子(在日韓国人二世) 藤田京子(外国人生徒学習の会) 梅原利夫(和光大学) 
        井上アメリア(南アメリカ文化遺産研究所) 春原憲一郎(海外技術者研修協会) 
        王慧槿(多文化共生センター・東京21) 横山文夫(日本語フォーラム全国ネット) 
        佐久間孝正(立教大学・多文化共生教育研究会) 金早苗(〈社〉国際日本語普及協会)


【参加費】700円(学生500円)※どなたでも参加できます


【主催】「東京の日本語教育、日本語学級を考えるつどい2006」実行委員会
【連絡先】見城慶和 TEL/FAX 047−388−2769
      関本保孝 y.sekimoto@jcom.home.ne.jp