母語・継承語・バイリンガル教育(MHB)研究会2006年度ワークショップ
「学齢期(K-G12)の子どものための多読教材開発ワークショップ」
ワークショップ参加者募集

母語・継承語・バイリンガル教育研究会は今年度、理論と実践の交差点としての
第一回ワークショップを開催いたします。またワークショップの最終日である
8月26日(土)には、平成18年度夏の大会「思考力を高める読解教材、
読書指導ー複数言語リテラシー育成を目指して」を開催いたします。
ぜひ皆様ご参加ください。
第一回ワークショップでは、ユネスコ・アジア文化センター(ACCU)
国際教育交流事業の一環としてACCUと共催で、アジア・太平洋地域5カ国から
日本語教師(母語・継承語教育を含む)を招聘、今年度のテーマは
マイノリティー言語児童のための多読教材開発です。理論的かつ実践的な
内容の講義・ディスカッションに加え、最終日には参加者による
ポスターセッション[明日を啓く多読教材とそのカリキュラム」 が
開かれます。ぜひ大会も含めて、ワークショップ全課程にご参加いただきたいと思います。

日時:      2006年8月21日(月)〜 8月26日(土)(6日間、大会を含む)
プログラム:2006年8月21日(月) 桜美林大学(新宿)
 午前 9:30-9:40      開会      中島和子(名古屋外国語大学)
    9:40-12:30    オリエンテーション    佐々木倫子(桜美林大学)
          「招聘参加者による各国言語教育事情」 司会:佐々木倫子
         台湾、フィリピン、ベトナム、香港、マレーシア、タイの招聘参加者ほか
     1:45-2:45    「日本の言語教育の現状」 湯川笑子(立命館大学)
     3:00-4:00    「母語・継承語教育とは? -教材との関連で」
                   佐々木倫子(桜美林大学)
       4:00-5:00    「ワークショップの流れ:ポースターセッションに向けて」
                      津田和男(国連国際学校)
2006年8月22日(火)桜美林大学(新宿)
      9:00-11:30   「読解教材のためのテーマの選択と教授内容の具体化」
                   津田和男(国連国際学校)
    昼食と移動  日本出版クラブ会館(神楽坂)
        1:30-5:00    「教材活用ワークショップーACCU書籍・アニメ・
           ポスターを題材に」(ACCUの子ども図書室見学を含む)
                 柴尾智子(ACCU)
2006年8月23日(水)啓明学園(昭島市)
10:00-12:00    「啓明学園における国際児童生徒教育の取り組みと
                      読み教材のいろいろ」 加藤真一ほか(啓明学園)
     2:00-4:30      「米国型リーディング・ペンチマークの紹介と
            リーディングのストラテジーの形成」
                   津田和男(国連国際学校)
2006年8月24日(木)桜美林大学(新宿)
   9:00-11:30       「読みの教室活動のいろいろ」津田和男(国連国際学校)
      昼食と移動  New International School(池袋)
   2:00-4:30       「多言語環境の子どものことばの発達と読字・読書教育」
                  中島和子(名古屋外国語大学)
        「New ISで使用している多読教材と評価システム」New IS教師
2006年8月25日(金)桜美林大学(新宿)
  9:00-5:00   ポスターセッションに向けてのグループ活動(グループ指導)
2006年8月26日(土) 桜美林大学(新宿)
  9:00-11:30   ポスターセッションと意見交換会
  昼食と移動  工学院大学(新宿)
  1:00-5:00    MHB研究会平成18年度年次大会・研究発表会

参加者定員:約30名
参加資格:  ○マイノリティー言語児童・生徒の言語教育に興味と関心の深い方
      ○母語・継承語教育に関心のある、現職の母語話者語学相談員(類する担当の方)
※非会員の方で参加ご希望の方は、参加者採択と同時に入会をお申し込み下さい。現在のところ年会費等はありません。
※参加者には、研修会の最終日にポスターセッションでの発表が要請されます。
      
参加費:一般参加者      5,000円 (8月26日MHB大会参加費・資料代を含む)
    大学院生・語学相談員 2,000円 (参加費無料・資料代のみ、8月26日大会参加費を含む、
                          証明書必携)
応募方法: 2006年7月 1日(土)日本時間正午までに下記の(1)と(2)を(3)の要領で、電子メールにてお送りください。
       (1) 個人情報:(メールの本文としてお送りください)
        氏名(ふりがな)、連絡先住所と電話番号、電子メールアドレス、所属機関とタイトル
        (2) 「参加者の現況(年少者言語教育との関連で)、ワークショップ参加目的、ワークショップ後の方針」
        (800字程度)(メールの添付書類としてお送りください)
       (3) 応募提出先:白頭宏美(はくとう ひろみ) hakuto@obirin.ac.jp
              「MHB2006年度ワークショップ応募」と明記して下さい。
参加者決定:参加可否を決定した上、7月20日までにメールでご通知申し上げます。