東海日本語ネットワーク 主催 名古屋国際センター
共催
日本語ボランティア研修2006 開かれた地域社会をめざして
全8回:4月、5月、6月、7月、9月、10月、2月、3月の各第2土曜日午後
★「東海日本語ネットワーク(TNN)」は日本語ボランティアの連絡組織です。
主に,愛知・三重・岐阜・静岡の各県で活動を展開しているボランティアグループとボランティア個人が会員になっています。
★TNNでは,昨年度に続き、名古屋国際センターの共催を得て、一般の方々にも参加していただける「日本語ボランティア研修2,006開かれた地域社会をめざして」を開催することになりました。
★現在ボランティアとして活動している人、これから関わろうと考えている人を対象に、広く日本語ボランティア活動に関する学習・交流の場を提供し、外国人住民と共生する地域社会のあり方を考えていきたいと思います。
★8月と、12月に開催される「日本語ボランティアシンポジウム」の前後3ヶ月を除き、毎月行います。ぜひ、ご参加ください。
第5回 お話を聞く会 「小学校の日本語指導」
講師 福永純子 (四日市市立笹川東小学校 教諭、JICA日系社会青年ボランテイア OG)
日 時 : 2006年9月9日(土)午後1時30分〜3時
場 所 : 名古屋国際センター 4F 第3研修室
(名古屋駅より徒歩10分 地下鉄桜通線「国際センター」下車すぐ)
対 象 : 日本語ボランティア関係者およびその活動に興味のある方
定 員 : 50名
参 加
費 : 会員 無料 一般 300円(講師謝金などの一部負担としていただきます)
申し込み : 不要(当日先着順受付)
問い合せ先: 名古屋国際センター交流協力課
TEL 052−581−5689 FAX
052−581−5629
★ 講師 福永純子さんからのメッセージです。
私が勤務する四日市市立笹川東小学校には、南米から来た子どもが90人近くも在籍しています。
私はここで、外国人の子どもたちの日本語指導と通訳を担当しています。
ブラジルから来た子どもに初めて出会ったのは、10年前。
当時はどうしたらいいのか何もわかりませんでした。ポルトガル語も日本語指導法も知りませんでした。
手探りで毎日の授業をし、悩んだり迷ったり、そして2年間の渡伯という大きな決断をしたりしながら、
いまの仕事をするに至りました。
教育には、情熱とテクニックと思想が必要です。
私は、この子どもたちの存在が、日本の社会に変革を、そして将来大きな宝をもたらすものだ、と信じています。
そして「日本語が話せるようになりたい」「勉強がわかるようになりたい」という彼らの願いを実現するために
どうすればいいのか、皆さんといっしょに考えたいと思っています。
(次回研修予告)「日本語ボランティアが知っておくべき外国籍市民に係る法律基礎知識」
鍵谷智(外国人入管手続研究会代表、行政書士)さんのお話を聞きます。
→ 2006年10月14日(土)午後1時30分より 名古屋国際センター 4F 第3研修室で行います。