「多民族共生教育フォーラム2006愛知」 開催要項

■ 外国人学校・民族学校への制度的保障を実現しよう

■ 外国人の子どもの教育を受ける権利を保障させよう

1 日時 2006年11月12日(日) 午前10時から午後6時30分まで

2 会場 名古屋国際センター 別棟ホール

          名古屋市中村区那古野1−47−1

        (名古屋駅から東へ徒歩7分、地下鉄桜通線「国際センター」駅上)

3 参加費  1,500円(資料代含む)

4 プログラム(予定)

第1部(午前10時〜11時45分)

   基調報告、外国人学校・民族学校をめぐる地域での活動報告

特別プログラム(午前11時45分〜12時15分)

  外国人学校・民族学校の子どもの歌やおどり

第2部(午後1時〜3時30分)

  東海地方の外国人学校・民族学校の紹介

第3部(午後4時〜6時)

パネルディスカッション「外国人学校・民族学校をとりまく現状と課題」

    予定パネラー  田中宏さん(龍谷大教授)

        文光喜さん(愛知朝鮮学園)

        パウロ・ガルヴォンさん(エスコーラサンパウロ校)

        その他(中華学校関係者へ交渉中)

       司会・コーディネーター 丹羽雅雄さん(弁護士)

外国人学校・民族学校の紹介パネル展示(午前10時〜午後4時)

5 主催 多民族共生教育・愛知フォーラム

  共催 外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク準備会

6 後援 名古屋市 (財)愛知県国際交流協会 (財)名古屋国際センター

     母国語教育支援ネット 愛知県(申請中)

7 協賛団体・賛同者(募集中)

フォーラム2006愛知 協賛団体協賛金

1口 5,000円(何口でも結構です。)

フォーラム2006愛知 賛同者募金

1口 3,000円

送金先 郵便振替口座 00870−0−77634 

口座名称   多民族共生教育・愛知フォーラム

8 協力ボランティアスタッフ募集

 会場案内、受付、資料作成、発送作業、翻訳、通訳、会場設営、映像音声記録な

ど、ご協力いただけるボランティアスタッフを募集します。

 ボランティアスタッフには、外国人の子どもの課題や外国人学校についての研修も

行います。

 ボランティア期間

 (1)10月から11月中旬 週に1〜3日の準備作業や自宅での作業

 (2)11月上旬から開催日の前後3日間程度

 

※参加申込・お問合せ先

多民族共生教育・愛知フォーラム

事務局長(弁護士) 稲森 幸一

〒451-0031

名古屋市西区城西1−12−12−2F

平井宏和法律事務所気付

電話:052-529-6155

FAX:052-524-6424

E-mail:forum_aichi@hotmail.co.jphttp://www.taminzoku-f2006.org/

 

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外国人の子どもの教育に関心をお持ちの皆様へ

多民族共生教育・愛知フォーラム

代表  駒井  洋

外国人学校・民族学校の制度的保障を実現するネットワーク準備会

事務局長 師岡康子

 「多民族共生教育フォーラム2006愛知」への協力と参加のお願い

 東海地方には多くのブラジル人が暮らし、他の外国籍の住民も増加しており、日本

で生まれた子どもや家族も増え、多民族・多文化の人々が共生する社会になりつつあ

ります。

 ところが、外国人の子どもたちの教育に関しては大きな課題があります。

 県や市町村の教育委員会が「義務教育でない」として、子どもの教育保障を十分に

取り組まないため不就学になる子どもが多くいることも明らかになっています。

 日本の学校に通う外国人の子どもへの支援も、言葉や文化の壁を越えるための日本

語指導や教科学習への援助体制が充分とは言えず、地域や学校によって大きな格差が

生じています。

 愛知県にはポルトガル語教育をするブラジル人学校が設立され、重要な教育機関と

して私塾扱いの15校ほどのブラジル人学校が存在し、全国でも約90校の学校が設

立されています。

 日本の学校でいじめに会ったり、日本語指導が不十分なことから日本の学校になじ

めず、ブラジル人学校に転校した子どもたちも多く存在しています。

 ブラジル人学校には、日本政府や自治体からも公的な支援はなく、日本の教育制度

からも無視される状況が続いてきましたが、静岡県に続き愛知県、岐阜県が各種学校

認可基準を緩和し、公的な支援が可能となる外国人学校が誕生する見通しができまし

た。

 しかし、ブラジル人学校だけでなく、多くの外国人や家族が日本で暮らすなかで、

インド人学校や新しい中華学校などが、各地で設立されています。

 子どもにとって、親からの言語や文化を継承し学ぶ場を作ることは、子どものアイ

デンティティ確立にとっても、また、日本における多文化共生社会の形成にとって

も、重要な課題です。

 全国には、百年の歴史を持つ中華学校、最も多くの学生・学校数を有する朝鮮・韓

国の学校、日本国籍の子どもも通うインターナショナル校など、多様な学校で子ども

たちが学んでいます。こうした外国人学校には日本政府からの財政補助もなく、卒業

資格や免税措置、学校としての認可、学割・定期券、学校保健など、さまざまな共通

の課題を抱えています。

 日本政府が、外国人学校・民族学校を正規の学校と認めず、そこで学ぶ多様な国籍

・民族の子どもたちの「教育を受ける権利」を制度的に保障していないことに、根本

的な問題があります。

 阪神淡路大震災では、公的な支援の少ない外国人学校は、崩壊した校舎や傾いた校

舎を建て替えたり、臨時の学校施設を借りることにも苦労が続きました。避難所と

なった外国人学校があるにもかかわらず、校舎再建や学校再開に公の支援が少ないこ

とが、大きな障害となりました。

 学校や教育の復興を求めて兵庫県内の外国人学校・民族学校が協議会をつくり、交

流をすすめるとともに、被災校舎の建替費用や学校助成などの共通課題に取り組んで

きました。

 昨年9月神戸で開催された「多民族共生教育フォーラム」は、兵庫の経験を基礎

に、全国の外国人学校・民族学校が一堂に会して、課題解決のために共同して取り組

む契機を作り出しました。

 2006年秋、神戸フォーラムの成果を受け継ぎ、外国人学校・民族学校の交流や

相互理解をすすめ、支援の輪を広げる目的で、「多民族共生教育フォーラム2006

愛知」を開催します。

 「フォーラム2006愛知」を成功させるため、多くの皆さんのご協力と参加を呼

びかけます。

 外国人の子どもの教育を受ける権利を保障させ、外国人学校・民族学校への制度的

保障と支援をすすめるために、皆さんのご支援・ご協力とフォーラムへの参加を求め

ます。

 

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 「多民族共生教育フォーラム2006愛知」協賛・賛同のお願い

 今秋、愛知で開催される「フォーラム2006」の成功のために、協賛団体や個人

賛同者を募集しています。できましたら、10月末までにお願いします。

 協賛・賛同いただいた団体・個人には、「多民族共生教育フォーラム2006愛

知」の参加招待券をお渡しします。

 ■協賛団体 協賛金として 1口 5,000円(何口でも結構です。)

 協賛団体の名称、協賛金の口数および金額をお知らせください。

 「多民族共生教育フォーラム2006愛知」の協賛団体として、ホームページ及び

資料集に団体名を掲載させていただきます。

 また、団体あての領収書が必要な場合は、事務局までお知らせください。 

 ■個人賛同者 募金として 1口 3,000円

 

ご協力いただける団体や個人の方は、下記の事務局まで、FAXかEメールでお知

らせください。振替用紙などを送付させていただきます。

送金先 郵便振替口座 00870−0−77634 

口座名称   多民族共生教育・愛知フォーラム

 お知らせいただく事項

 (1) 協賛団体名または個人賛同名

 (2) 団体協賛金または賛同募金の口数および金額

 (3) 住所などの連絡先およびEメールアドレス

 

 <事務局連絡先>

多民族共生教育・愛知フォーラム

事務局長(弁護士) 稲森幸一

〒451-0031

名古屋市西区城西1−12−12−2F

平井宏和法律事務所気付

電話:052-529-6155

FAX:052-524-6424

E-mail:forum_aichi@hotmail.co.jphttp://www.taminzoku-f2006.org/