地域の国際化セミナー2007
「外国人住民の自立〜新時代の多文化共生社会〜」

 増加する外国人住民の存在は日々のマスコミ報道や外国人登録の
数字からも明らかです。
今、日本はまさに多文化共生社会へ向けて大きく舵を取ろうとしています。

このセミナーでは外国人住民の意識づくりに大きな役割を果たしている
相談員や、外国人自身が運営するNPOから、彼らの思いやミッションを
語ってもらい、日本の「多文化共生社会」に欠かせない外国人住民の役割
を考える機会とします。

開催日:平成19年3月3日(土)10:30〜16:00
場  所:名古屋国際センター別棟ホール

第一部 10:30〜12:00
 パネルディスカッション「多文化共生の「鍵」をにぎる相談員」

行政機関や国際交流協会など外国人住民との最前線の窓口で、
日々さまざまな事例に奔走する相談員が相談業務の難しさや重要性を
自らの経験から語り、彼らの「多文化共生社会づくり」に果たす役割と
可能性を考える場とします。

(パネリスト)
  大野エリナ/岐阜市国際交流協会タガログ語相談員 
  久津間ガビー/(財)愛知県国際交流協会 外国人生活への情報提供嘱託員
  丹羽・ジルセ・久美恵/知立市日本語指導助手
  富永美子/(財)兵庫県国際交流協会・外国人県民インフォメーションセンター中国語相談員

(コーディネーター)
  高橋ミルトン稔/(財)名古屋国際センター多文化共生嘱託職員

特別企画 12:00〜12:30
 報告「ソニョ・メウ(私の夢)」プロジェクト - 「夢の再現」

(報告者)
 小池リカルド実/在日ブラジル人協会    
 高橋ミルトン稔/(財)名古屋国際センター多文化共生嘱託職員

(「ソニョ・メウ」プロジェクトに参加するブラジル人児童とカポエイラ・マンジンガによる
  和太鼓とベリンバウのコラボレーション競演)

第二部 13:30〜16:00
 パネルディスカッション「在日ブラジル人NPOの視点から」

いくつかのブラジル人が主体的に運営・活動するNPOの事例を紹介し、
日本人のみが運営するNPOとの違いや組織としての「自立」、
そして行政や関係機関との新しい「協働」のあり方について、
パネルディスカッション形式で語っていただきます。
また、彼らがどのように日本の「多文化共生社会づくり」に貢献できるか、
かれらの役割についても見解を述べていただきます。

(パネリスト)
  橋本秀吉/NPO法人ABCジャパン
  松原マリナ/関西ブラジル人コミュニティ
  毛利よし子/NPO法人在日ブラジル人を支援する会(SABJA)
  清水ひろゆき/ NPO法人在日ブラジル人を支援する会(SABJA)
  田中・アルシーデス・ヒデオ/豊橋ブラジル協会
  金城エジウソンセイエイ/ブラジル友の会
  久保田義子/ブラジル友の会

(コーディネーター)
  橋ミルトン稔/(財)名古屋国際センター多文化共生嘱託職員

申込み方法

対象:NPO、自治体、国際交流協会の職員及び多文化共生の地域づくりに関心のある方。
定員:150人 要予約・先着順
参加費:500円(賛助会員300円)
申込方法:電話またはEメールで受付。なお、Eメールでの申し込みの場合は、
       件名を「地域の国際化セミナー参加希望」として、住所、氏名、
       電話番号、所属団体(ある方のみ)を明記してください。
問い合わせ:財団法人名古屋国際センター 交流協力課 民間交流係
申込先:TEL 052-581-5689 電話での受付時間9:00〜17:00 
                              月曜日休館、但し2月11日は臨時休館)
E‐mail:vol@nic-nagoya.or.jp