2018年度高校入試調査
都道府県 東京都担当部署東京都教育庁 都立学校教育部高等学校教育課入学選抜担当
調査担当者
小川郁子(東京の日本語教育を考える会)
電話番号03-5320-6745Fax番号03-5388-1727URLhttp://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/admission/

T.全日制高校について

1.2018年度中について、外国人生徒や中国帰国生徒等の在籍の有無あり
2-1.2019年度の一般入試において外国人生徒もしくは中国帰国生徒が受けられる入試特別措置※注1)の有無
・・・ある場合は、その名称 外国籍の受検者に対する特別措置(中国帰国生徒等は引揚生徒の受検についての措置)
2-2滞日年数制限は?@国籍を問わず、入国後の在日期間が入学日現在原則として6年以内の者で、日本語指導を必要とする生徒等に対する特別措置を希望する者
A外国籍を有し、入国後の在日期間が入学日現在原則として3年以内の者で、外国籍の受検者に対する特別措置を希望する者
※中国帰国生徒等は、平成31年3月に中学校を卒業する見込みの者または、中学校を卒業した者の場合、引揚げ後に原則として小学校第4学年以上の学年に入学した者
2-3措置の内容@第一次募集・分割前期募集及び分割後期募集・第二次募集における学力検査問題の共通問題について、ひらがなのルビを振った学力検査問題等での検査を実施する。(2-2@に該当する者)
A第一次募集・分割前期募集及び分割後期募集・第二次募集における学力検査問題の共通問題について、ひらがなのルビを振った学力検査問題での検査の実施に加え、辞書の持込み(電子辞書を除く。)を一部認めるとともに、検査時間及び検査会場について適切な措置を講ずる。なお、在京外国人生徒対象の選抜(4月入学生徒の選抜及び9月入学生徒の選抜)における検査問題においても、本措置申請を行うことができる。(2-2Aに該当する者)
(中国帰国生徒等は、検査問題の程度を変えない範囲で、検査方法及び検査時間について適切な措置を講ずるとともに面接を行う。)
3-1.2019年度の入試において、外国人生徒もしくは中国帰国生徒が受けられる特別入学枠※注2)の有無
・・・ある場合は、その名称 外国人生徒は在京外国人生徒対象4月(9月)入学生徒の選抜
中国帰国生徒等は引揚生徒対象入学生徒の選抜
3-2滞日年数制限は?外国人生徒は入学日現在、入国後原則3年以内
中国帰国生徒等は引揚げ後に原則として小学校第4学年以上の学年に入学した者
3-3入学枠のある学校数/全学校数7校/全校185校(中国帰国生徒等は3校/全校185校)
3-4学校名外国人生徒は竹台、田柄、南葛飾、府中西、飛鳥、 国際、六郷工科
中国帰国生徒等は深川、光丘、富士森
3-5定員外国人生徒は、竹台,南葛飾,飛鳥各23名(4月入学20名、9月入学3名) 田柄23名(普通科:4月入学6名、9月入学1名、外国文化コース:4月入学14名、9月入学2名) 府中西18名(4月入学15名、9月入学3名) 国際35名(4月入学25名、9月入学10名:この10名には海外帰国生徒も含む) 六郷工科10名(オートモビル工学科:4月入学5名、デュアルシステム科:4月入学5名) 以上合計155名
中国帰国生徒等は各校6名、合計18名
3-6試験内容外国人生徒は、作文及び面接。なお、言語については、それぞれの検査において、日本語又は英語のどちらかを選択することができる。
中国帰国生徒等は、作文及び面接(日本語による)
備考(特別措置や入学枠のある地域については、2018年度入試の受験者数・合格者数)外国人生徒は、受検者数243名、合格者数116名
中国帰国生徒等は、受検者数1名、合格者数1名

U.定時制高校について

   
1.2018年度中について、外国人生徒や中国帰国生徒等の在籍の有無外国人生徒の在籍あり、中国帰国生徒等の在籍不明
2-1.2019年度の一般入試において外国人生徒もしくは中国帰国生徒が受けられる入試特別措置※注1)の有無 〇(1-2@Aの特別措置について:外国人生徒の定時制第二次募集における特別措置はなし)
・・・ある場合は、その名称 外国人生徒は、全日制と同じ
中国帰国生徒等は、全日制と同じ
2-2滞日年数制限は?全日制と同じ
2-3措置の内容全日制と同じ
3-1.2019年度の入試に置いて、外国人生徒もしくは中国帰国生徒が受けられる特別入学枠※注2)の有無 ×
・・・ある場合は、その名称
3-2滞日年数制限は?
3-3入学枠のある学校数/全学校数
3-4学校名
3-5定員
3-6試験内容
備考(特別措置や入学枠のある地域については、2018年度入試の受験者数・合格者数)

V.高校入学後の状況 (外国人生徒及び中国帰国生徒等)

1.日本語指導が必要な生徒に対して、入学後の日本語や教科の支援(補習など)にかかわる施策の有無
2.有の場合、その施策内容 (全日制・定時制ともに)取り出し授業・外部人材の活用など(各校による)
3.2018年度入試について、直接来日後の外国籍受験者(外国において、学校教育における9年の課程を修了した者)の有無及びその人数 あり
4.2017年度中に、直接来日後による編入学者の有無とその人数 不明

W.日本国内にある外国人学校からの入学について

  
1.各種学校の認可を得た外国人学校の中等部の卒業者について、高校受験者資格を認めているか?〇(外国籍を有する者)
2.各種学校ではないが、本国政府の認可を得た外国人学校の中等部の卒業者について、高校受験者資格を認めているか?〇(外国籍を有する者)
3.上記の特別措置と入学枠での滞日年数制限について、日本国内にある外国人学校の在籍期間は、日本での在住期間に含むか否か? ×(外国人学校中等部の卒業者については、1-3特別入学枠は滞日年数制限なし。1-2@Aの特別措置は滞日年数の制限あり )

X.担当調査者からのお知らせ

  
1.外国人生徒の高校入試などについて、近くで相談できるところ多文化共生センター東京(荒川区)、YSCグローバルスクール(福生市)
2.多言語による関連情報英語・中国語・韓国語による都立高校入学案内
http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/admission/
high_school/exam/pamphlet2019_multilingual.html
3.その他