故郷写真館 中国の旅2003年3月 梁雪江(M.M)

中国東北地域出身の私にとって、“南方”を観光するのはこれが初めての試み。気候の違いだけではなく、建築様式の違いや異なる生活習慣に、しばしば新感覚を覚えた。もちろん、旅の最後は“北方”に属する首都の北京で締めくくった。この旅を通して、中国の広大さを改めて感じとり、風習の多様性を痛感した。

 

朝の太湖:2003年3月4日

観音、2003.3.4

朝の散歩で太湖へ。船は汽笛を鳴らしながら果てしない広い太湖を走る。

 初めて見る蘇州の寺院・西院。壁に聳え立つ観音に言い表せない尊敬の気持ちを抱く。

鯉、2003.3.4

蘇州の夕日、2003.3.10

蘇州の留園。日本でも錦鯉を良く見るが、いっぺんにこんなにたくさんを見たのは初めて。

今日も蘇州で観光。道端で沈む夕日に見惚れる。

車窓から、2003.3.16 朝の町、2003.3.19 北京の路地 2003.3.19 

夜行列車で蘇州から北京へ。
朝のアナウンスに起こされ、すがすがしい外の雪景色や農村風景にしばし思い耽る。

北京の成賢街。北京では初詣の参拝者のもっとも多い雍和宮の向かい側の通り。思わず、その朝の顔にカメラのシャッターを。

近代的な高層ビルの建築が目立つなか、北京の名物・路地は失われつつあると聞いたが、雍和宮の周りを歩いていたら、かつての北京に出会った。