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コース設定 |
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★ニーズタイプ |
イ．一般的日本語学習ニーズ |
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★学習者タイプ |
タイプⅡ：基本的な文字の読み書きや、簡単な文法構造の知識は身に付けており、サバイバルレベルの簡単な意思の疎通はできる学習者 |
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★コースタイプ |
②レベルアップコース |
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★コース目標 |
☆何のために学習するか ・職場や日常での生活をより円滑に営むため ・近隣、地域社会、或いは親戚の日本人とより深くつきあうため |
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☆何を学習するか ・わかりやすい発音 ・文法知識の整理、増強 ・使用語彙や文型の整理、増強 ・生活場面や職場場面における行動達成力 ・コミュニケーションへの積極性 | |
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★コース期間・時間 |
10か月 週１回１ｺﾏ（２時間） 計38ｺﾏ（76時間） |
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★曜日・時間帯 |
日曜日 12:30～14:30 |
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コース設計 |
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★コースの指導形態 |
あ．クラス一斉型（１クラスの学習者数は10人まで） |
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★コースの構成 |
「基礎文型強化プログラム」 |
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★プログラム所用時間数 |
３８コマ |
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プログラム設計 |
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☆プログラム目標 |
知識 |
①生活場面や職場場面に必要な情報を得る ②初級文法を整理、理解する |
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技 能 |
①使える語彙・文型・表現を増やす（聞き取りを含む） ②よりわかりやすい発音と自然なイントネーションを身につける ③よりスムーズな会話力を身につける（コミュニケーションストラテジーを含む） ④職場や日常生活の中で、相手や場面によって適切な表現が使える | |
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態度 |
①コミュニケーションに対するより積極的な態度を養う | |
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☆プログラムへのアプローチ（留意点） |
活動の進め方例 |
・テキストとして『日本語１・２・３（上）（下）』を使用する。 ・３課を１コマで学習することを目安とするが、学習者の既習度やテキストの学習項目によってペース配分を考える。無理にテキストを消化することは考えない。 ・１つの課の活動の流れの例を以下に示す。学習者の既習度により、以下の流れのそれぞれの段階にかける時間を調整する。 ＜14課「たいしかんは どこにありますか」の例＞ ①「会話」部分のテープを聞かせ、課のポイントとなる語彙表現や文法についての理解度をチェックし、学習項目の導入をする。（場合 によっては、テープを使わず、その課の文法項目や文型の理解度をチェックできるような話題でやりとりしてみてもよい。） ②文法・文型（どこ／どちら／こそあど／～はどこ（どちら）にありますか・いますか／～の～にあります・います等）の整理、トレーニング（「練習」）を行い、語彙（位置の語彙等）の導入をし、定着を図る。 例：位置の語彙の定着のために、地図や室内の絵を見ながら、教師→学習者、学習者→学習者で、施設の場所や、物の在処などを尋ね合う等 ③教師→学習者、学習者→学習者で②で学習した語彙表現を使い、会話練習を行う。（テキストの「会話」をベースにした代入練習等） ④学習した語彙表現を使って職場場面、生活場面を想定したロールプレイ「こんな時どういう？」を行う。（中国語によるロールカードを準備する。） 例：町内清掃日の集合場所を聞く／新しいゴミ捨て場所を聞く／社長の出身地を聞く／デパートで子ども服売場を尋ねる／工場で器具の在処を聞く／職場で上司の居場所を聞く／たばこを置いていないレストランで近くでたばこを売っているところがあるか尋ねる／近所の人の子どもの出身中学校を尋ねる等 |
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指導のポイント |
・新しいことを学習するというよりは、既習の文法・文型項目の整理、定着、運用を主眼とする。 ・テキストで学習した内容が実生活の場面に活かせるという実感をもってもらうことが重要である。そのためには、テキストの場面やトピックにとらわれることなく、その文型表現が使われる実生活上の場面を数多く取り入れ、活動のスタイルもロールプレイなど実践に結びつきやすいものを工夫する。 ・タイプⅡの学習者の場合は、語彙、文型、活用形の定着のためのトレーニングを十分に行う必要がある。その際、活動が単調にならないように、トレーニングの方法を工夫する。例えば、ゲーム的要素を取り入れたり、学習項目を使って周囲の日本人にインタビューしたり、市販もしくは作成したビデオや聴解教材等を利用したりする | |
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教 材 |
・『にほんご１・２・３（上）（下）』※（以下、「テキスト」） 同テキストの単語集（中国語訳付）、練習帳、カセットテープ ・『楽しく聞こう』※ ※詳しくは資料６【教材リスト】参照 ・ロールプレイカード（中国語）、作成聴解教材等 | |
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評 価 |
・学習者の到達度評価については、コース中間時と終了時に学習相談を通して行う。その際、学習者の自己評価を確認するとともに、教師による評価や今後の学習についてのアドバイスも伝える（学習のポイントをメモにして渡してもよい）。学習者の要望によってはペーパーによる範囲を絞ったテストを行ってもよいだろう（これも達成感を得させることが目的であるので、無理なテストは課さない方がよい）。 学習相談は授業と並行して個別に行う（１人15分程度）。したがって、この時間は、授業担当の教師と学習相談を行う教師の２名を確保することが望ましい。 ・学習者によるコース評価についてはコース中間時と終了時に行う （方法としては中国語によるアンケートやインタビュー等） |
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★学習計画表※ ※点線で区切られた１まとまりを１コマ（約１時間45分）とする | ||
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１ |
○オリエンテーション ・使用テキスト紹介、授業の進め方、宿題、補助教材について ﾃｷｽﾄ第１課：わたしは リーです ﾃｷｽﾄ第２課：このひとは すずきさんです |
・学習者の日本語力レベルの測定については、オリエンテーションのやりとりを通して観察する。 |
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２ |
ﾃｷｽﾄ第３課：これは ざっしです ﾃｷｽﾄ第４課：わたしの かさです ﾃｷｽﾄ第５課：どこの くるまですか |
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３ |
ﾃｷｽﾄ第６課：あかい ボールペンです ﾃｷｽﾄ第７課：きょうは さむいです ﾃｷｽﾄ第８課：たのしかったです |
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４ |
ﾃｷｽﾄ第９課：てがみを かきます ﾃｷｽﾄ第10課：しゃしんを とりました ﾃｷｽﾄ第11課：あそこに ねこが います |
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５ |
ﾃｷｽﾄ第12課：おかしが ひとつ あります ﾃｷｽﾄ第13課：あめの おとが きこえます ﾃｷｽﾄ第14課：たいしかんは どこに ありますか |
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６ |
ﾃｷｽﾄ第15課：アメリカヘ いきます ﾃｷｽﾄ第16課：なにか ありますか ﾃｷｽﾄ第17課：なんじですか |
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７ |
ﾃｷｽﾄ第18課：いつ はじまりますか ﾃｷｽﾄ第19課：テニスを しませんか／しましょう ﾃｷｽﾄ第20課：おさけが すきですか |
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８ |
○ﾃｷｽﾄ１～20課の復習 |
・研修に慣れたところで学習相談を行う。相談者以外の学習者は、教室で今まで学習した項目の復習、補習を行う。 ・学習者によるコース評価実施 |
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９ |
ﾃｷｽﾄ第21課：えいごが わかりますか ﾃｷｽﾄ第22課：それは どこで かいましたか ﾃｷｽﾄ第23課：あついですから ジュースを飲みます |
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10 |
ﾃｷｽﾄ第24課：くるまが ほしいです／えいが がみ たいです ﾃｷｽﾄ第25課：ひろくて あかるいです ﾃｷｽﾄ第26課：どのくらい かかります |
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11 |
ﾃｷｽﾄ第27課：こうえんを さんぽします ﾃｷｽﾄ第28課：てんぷらは すきですが、さしみは… ﾃｷｽﾄ第29課：ひこうきは しんかんせんより はやいです |
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ﾃｷｽﾄ第31課：いちばん おいしいです ﾃｷｽﾄ第32課：いつでも いいです |
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13 |
ﾃｷｽﾄ第33課：うたいながら かえりました ﾃｷｽﾄ第34課：しょくじのまえに／しょくじのあとで ﾃｷｽﾄ第35課：新宿へ えいがを みに いきます |
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14 |
ﾃｷｽﾄ第36課：どうし ﾃｷｽﾄ第37課：じしょけい ﾃｷｽﾄ第38課：さむいとき コートを きます |
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ﾃｷｽﾄ第39課：もう ひるごはんを たべましたか ﾃｷｽﾄ第40課：しゅみは ほんを よむことです ﾃｷｽﾄ第41課：ですから／だから／けれども |
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16 |
ﾃｷｽﾄ第42課：はるのようです ﾃｷｽﾄ第43課：ないけい ﾃｷｽﾄ第44課：えいがをみるつもりです |
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ﾃｷｽﾄ第45課：こどもは すぐ おおきくなります ﾃｷｽﾄ第46課：おとを ちいさく します ﾃｷｽﾄ第47課：おさけを のむと あかくなります |
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18 |
ﾃｷｽﾄ第48課：リーさんに ざっしを あげました ﾃｷｽﾄ第49課：ともだちに てがみを かきます ﾃｷｽﾄ第50課：たけい |
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ﾃｷｽﾄ第51課：いくとき／いったとき ﾃｷｽﾄ第52課：くすりを のんだら なおりました ﾃｷｽﾄ第53課：ゆっくり やすんだほうが いいです |
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20 |
ﾃｷｽﾄ第54課：富士山にのぼったことが ありますか ﾃｷｽﾄ第55課：たべるまえに／たべたあとで ﾃｷｽﾄ第56課：ふつうけい |
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21 |
ﾃｷｽﾄ第57課：ともだちが くるから へやを そうじします ﾃｷｽﾄ第58課：ははが つくったりょうり ﾃｷｽﾄ第59課：いろもきれいだし かたちもいいです |
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22 |
ﾃｷｽﾄ第60課：どうしてかわないんですか |
・テキスト上巻が終わったところで中間の学習者評価を行う。 |
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23 |
ﾃｷｽﾄ第61課：まってください ﾃｷｽﾄ第62課：うちへ かえって テレビをみて ねました ﾃｷｽﾄ第63課：えきの ひとに きいてみます |
・61課からテキスト下巻に入る |
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24 |
ﾃｷｽﾄ第64課：にもつを もって あげました ﾃｷｽﾄ第65課：コーヒーを のんでいます ﾃｷｽﾄ第66課：りょうに すんでいます |
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25 |
ﾃｷｽﾄ第67課：あそんでいるのが みえます ﾃｷｽﾄ第68課：ノックを してから あけます ﾃｷｽﾄ第69課：くるまを ほしがっています |
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ﾃｷｽﾄ第70課：うるさくて きこえません ﾃｷｽﾄ第71課：ごはんを たべないで うちをでます ﾃｷｽﾄ第72課：しぬまで／しぬまでに |
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27 |
ﾃｷｽﾄ第73課：おかねを つかいすぎました ﾃｷｽﾄ第74課：みても いいですか ﾃｷｽﾄ第75課：のまなくても いいです |
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28 |
ﾃｷｽﾄ第76課：たかいと いいました ﾃｷｽﾄ第77課：にほんごが はなせますか ﾃｷｽﾄ第78課：まだ いると おもいます |
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29 |
ﾃｷｽﾄ第79課：とまれ ﾃｷｽﾄ第80課：わって しまいました ﾃｷｽﾄ第81課：せんせいに カードをいただきました |
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ﾃｷｽﾄ第82課：えきまで むかえにきて ください ﾃｷｽﾄ第83課：日本に きたのは ３かげつまえです ﾃｷｽﾄ第84課：おとしよりの ための せきです |
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ﾃｷｽﾄ第85課：あめがふったら ちゅうしになります ﾃｷｽﾄ第86課：あめが ふっても でかけます ﾃｷｽﾄ第87課：どう いったら いいですか |
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ﾃｷｽﾄ第88課：メモしておきます ﾃｷｽﾄ第89課：はなが かざってあります ﾃｷｽﾄ第90課：ドアが あいています |
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ﾃｷｽﾄ第91課：われた／わった ﾃｷｽﾄ第92課：はれるでしょう／ふるかもしれません ﾃｷｽﾄ第93課：そとは さむそうです |
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ﾃｷｽﾄ第94課：あめが ふりそうです ﾃｷｽﾄ第95課：きけんなので はいってはいけません ﾃｷｽﾄ第96課：のんだり たべたりします |
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ﾃｷｽﾄ第97課：あそんでばかり います ﾃｷｽﾄ第98課：かんじが よめるように なりました ﾃｷｽﾄ第99課：あしたは さむいそうです |
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ﾃｷｽﾄ第100課：ともだちが できましたか ﾃｷｽﾄ第101課：日本へ きたばかりです ﾃｷｽﾄ第102課：ふくを きたまま ねました |
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ﾃｷｽﾄ第103課：ばんごはんを たべる ところです ﾃｷｽﾄ第104課：ごうかくするように いのっていま す ﾃｷｽﾄ第105課：ちかいか どうか わかりません |
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38 |
○修了評価 ○復習 |
・復習については最終質問コーナーにしてもよい ・学習者によるコース評価 今後に向けてのニーズﾞ調査も行う |